教育関係の仕事に就いている方から聞いた話で、小学校教諭採用試験において今後、特別支援学校教諭の免許を取得している人が有利…

Question

教育関係の仕事に就いている方から聞いた話で、小学校教諭採用試験において今後、特別支援学校教諭の免許を取得している人が有利だと言われたのですが本当なのでしょうか？

Answer 1

今後ではなく、昔から有利です。
ただし、特別支援教育の免許に限るのではなく、「免許は複数持っていた方が有利」と考えた方がいいと思います。

少子化が進むと、教員採用試験合格率は限りなく低くなります。採用枠が減少しますから。
そこで、学生が希望する学校に採用される可能性も大変低いと考えるのが妥当です。

大学では、たとえ小学校教諭希望でも、中学校や、幼稚園の免許を取っておけと言います。とりあえず就職してから、希望の学校種へスライドも可能だからです。
あくまでも小学校希望だから、地域にこだわらないと、日本全国受けまわっている学生もいますが、都道府県の枠は強く、区域外異動には、受験がついて回ります。

５０年前の学生も４～６枚の免許を持って卒業していった人が多かったですね。

Answer 2

これはケースバイケースです。

と言うのも、教員採用試験で加点される対象は、各都道府県または各政令指定都市で定めています。

なので特別支援の免許があった場合に加点の対象になると言う自治体がこれまでもあった事がありましたし、最近は小学校で英語が必須化される関係で中学英語の免許を持っている場合に加点となる自治体が増えています。

と言う訳で、地域によって違う上に、さらに年度によっても異なるんです。

なので質問者様が小学校の教員になろうとした場合、偶然特別支援の免許を持っていると加点される対象になる可能性はゼロではありません。

が、全く無意味になるかもしれません。

大学に入る時などは卒業時の加点対象が何か分からない状態での入学なので、あくまでも運の世界でしか無いですよ。

絶対に有利にならないかと言われればそんな事は無いんですが、あくまでも運の世界です。
なのでそんな感じだと思っておいて下さいね。

今から取得を考える場合にはそれらを踏まえた上で検討して見て下さいね。

Answer 3

下の方の意見に、賛成です。
現在のところ、特別支援学校・学級には、特支免許なしでも勤務可能です。
つまり、普通免許だけしか所持していなくても、特支に勤務することは可能なのです。
小学校でも中学校でも、生徒指導ができない先生が、たくさんいます。
学級崩壊をさせるなど、学校も本人も、とても悩んでいます。
その挙句の果て、転勤で選ぶのが、特支です。
特支の先生達は、
「特支は、普通級で潰れた先生の、姥捨て山ではないぞ！」
と、怒っています。
現在、小学校教員採用試験で優遇されるのは、英語資格者です。
英語が授業に入ってきたからです。
TOEICや英検の高得点・資格所持者が、優遇されています。
この事実については、教員採用試験要項を、精査してください。
それから、実技は大切ですよ。
最近は、実技試験を廃止した自治体も、増えました。（全国の４０％）
しかし、全国の自治体の６０％は、まだ実技試験を実施しています。
小規模校では、音楽専科のない学校も、存在しているのです。
世情とは逆に、実技試験を強化している自治体も、あります。
滋賀県では、音楽実技（ピアノ。歌唱）に、リコーダー演奏が加わりました。
もちろん、体育実技も、実施されています。
小学校担任には、やはり全科授業の能力が求められているのです。
特支免許よりも、この実技対策の方が、喫緊の課題でしょう。
頑張ってください。

Answer 4

特別にそういうことはないと思います。なぜなら,現場では特別支援を要する児童が多いですが、特別支援学校以外では,支援学級では免許を持っていない人も対応しています。もっていてそんではない資格ですが,逆にもっていることで特別支援学級や学校に配置されてしまう事があります。あってはならないことですが,支援学級の先生を下に見る管理職も実際にいます。また、併設されている学校では学級を持てない先生が回されていることもあります。資格はもっていて損はないですが、あったからと言って面接で配慮されることはありません。特別支援は知識も大事ですが,経験です。資格より人格が大事です。有利、不利を考えるなら,学生ボランティアに応募して少しでも現場を採用前に経験してください。資格を持っていてもそれを活用できるか否かは人物です。ただ、英語教育は今後活用されていくでしょう。それも有利な資格だからと言う発想で勉強しても動機が不純な気がします。