僕は理工学部の応用化学科所属ですが、同じ理工でも他学科の知識ってすこ

しでもあったほうがいいですか?以前化学科の連中は視野の狭い奴が多く化学メーカーばっかり受けて就活がうまくいかないみたいな話を聞きました。なので機械とか電気の知識もあったほうが幅広い選択が可能になると思ったのですが。

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ID非公開さん

回答(1件)

  • ベストアンサー

    長文で申し訳ないのですが、 そうではなくて、他の分野の知識が必要となるのは、就職してからなのです。広すぎるのです。薬学系以外の化学の分野の人は、往々として、プラスチックスなどの化学工業材料などを作る企業にしか、目を向けていないからです。(給与が高いことも有りますが。)それらを購入して使っている分野のことまで、目を向けていません。 多くの製造・組み立て企業が、化学分野のエンジニアを必要としていることを理解していません。しかし、そうした多くの企業が、化学系の新卒者を迎え入れても、在籍者の中に化学系エンジニアがいなくて、迎え入れた新卒者を指導・教育出来る人たちが少ないのも、また事実なのですが。(うまく仕事を与えられないなど。) カー・メーカー、電気・電子メーカーや関連部品の製造メーカーなど、多種・多様なメーカーが、化学系の知識を持った者を必要としているのです。 その為、卒業して就職してからも、いかにして勉強(独学)して行けるかが、重要なのです。 大学の工学部の勉強(講義)は、どの学科でも、基礎的なものを広範囲に教えることを目的にしています。そのため、卒業後社会に出て、すぐ対応出来たなどのことは、まず起こりません。そもそも、講義で使う教本の内容は、教本が出版されるまでに、2~3年のタイム・ラグが生じています。最新技術ではないのです。 又、日本の大学は、『広く、浅く。』が基本方針となっています。1講義90分として、1教科、年間で、休講も含めると、合計50~70時間程度にしかなりません。就職後に、昼休み15分(年200日)、土日の休日の、どちらかを潰して、8~10時間の勉強(独学)でも、年間100時間を超えてしまうのです。私は、機械系技術者でしたが、必要ならば、他の技術分野の勉強もしました。私は、MARCHのC大卒ですが、在職中、地方の国立大学の電子・電子科を卒業したばかりの新入社員の後輩たちを叱責したことが有ります。(電検二種を取って置けばよかったのかも。)又、毒・劇物取扱者や危険物取扱者甲種などの資格を持っています。皆、顔を引きつらせていました。 どの分野でも、難問を抱えています。又、分野が重なる領域では、それぞれの分野の出身者の方々が研究されています。そうして、新しい分野が生まれているのです。(電気化学やメカトロニクス、或いはメカノケミカルなど) 学問に、「難しい。」とか、「易しい。」とかは、言っていられないのです。 ※私の卒論を担当して頂いた教授の恩師(大先生)の言葉です。 「君たちは、機械科なので、工学者として、理屈が、明らかになっていなくても、役に立つ現象は、それが確実に作用するようにしなければならない。工学者として、世の中の役に立たないことは、してはいけない。しかし、物事を見る時は、『科学者の目』で、視なければならない。」と。 私達の世代は、良くも・悪くも『詰め込み教育』の世代でした。とにかく、詰め込めるだけ詰め込まれました。しかし、『ゆとり教育』を受けた世代や、その後の世代も、高校時に、物理・化学・生物・地学の全てを教えられていません。それに、地理・保健(体育)・美術・音楽も学んでいない場合が有ります。 結果、機械科(物理は必修)として、知識に欠けが有る場合、困ることを上げて見ました。 ・化学:機械の寿命を推定することが出来ません。プラスチック、ゴム、潤滑剤などの選択が出来ません。又。塗装、メッキについてもお手上げです。故障や不具合の原因究明が出来ません。 ・生物と保健(体育):現在、物を生産する場合、環境に悪影響を与えない配慮が求められます(築地市場の豊洲移転でも問題になったように)。製造工程を含め、配慮することが出来ません。 ・地学・地理:設計したものが使われる地域の環境などについて、考慮(想像)することが出来ません。 ・美術:塗料(色相・明度・彩度)などの選択が出来ません。照明(ランプ)などについてもダメです。 ・音楽:音響の分野だけでなく、振動・騒音など、全く話が出来ません。 ・数学も、大学では、理論式の中で、微分・積分、統計学等を使います。現在の高校だけでは、時間数的に、全く無理です。 ※機械と電気・電子の対比として、電子・電気の知識が、ある程度ないと、現代の機械科としては、やって行けません。逆に、電子・電気科の人も、ある程度機械の知識が無いとやって行けない時代なのです。 同様に、分析の分野では、核磁共鳴や吸光分析など、物理や電子(測定機器)の知識がないと、測定機器の扱いに困ると思います。 元機械系技術者だった現在67才のジイさん。C大(MARCH)卒です。 ※私は、現在の化石燃料を使っている自動車を、良いとは思っていませんが、電気自動車やハイブリッド車に対しては、『反対』の立場です。 もしも貴方の会社の先輩として、「私は、電気自動車やハイブリッド車が、「環境に良い」とは、思っていない。君は、化学出身だと聞いたので、一つ質問したい。電気自動車やハイブリッド車の各部品の鉱山採掘から、自動車生産工程、廃車後の部品の回収・リサイクル、そして廃棄まで。すべての工程を見た時、本当に環境に対して良いことだと言えるのか反論してほしい。一応、毒・劇物取扱者と危険物取扱者甲種の資格を持っているので、どんなに難しいことを言ってもらっても良い。後で、自分で調べるから。」と、質問したらどうしますか? 勿論、私なりの反論材料を持っています。会社に在職中、社内外の化学関係の技術者に問いかけたのですが、明確な反論は貰えませんでした。 もう一つの事例です。社内で購入している物の中で、問題が発生し、幾つかの物が挙げられたのですが、その一つとして、紫色のプラスチック製品から『臭素(Br)』が見つかったのですが、『貝紫』に思いが及んだのは、私だけでした。古文、日本史(世界史)の知識が、無かったのです。貴方は、『紫衣』についても知っていますか? ※貝紫(Wikipedia) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%9D%E7%B4%AB%E8%89%B2 ※後日、自分でネット検索して見て下さい。色々と出て来ます。(だから、化学技術者が求められているのですが) ・化学物質管理 化学物質管理者 ・EICネット(環境庁)←お勧めだと思います。 ・REACH(Wikipedia)⇒主に自動車業界 ・RoHS(Wikipedia)⇒主に電気・電子業界 ・重合体(Wikipedia)。難しかったら、途中で放棄して下さい。『ポリマーの電磁気学的特性について』(読んでいて理解出来るか?出来れば理解してもらいたいのですが。)

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