日本のGDPは残業の上に成立していますか？欧米では、定時帰宅が普通らしいですが、もし同じぐらいのGDPを達成しているなら…

Question

日本のGDPは残業の上に成立していますか？欧米では、定時帰宅が普通らしいですが、もし同じぐらいのGDPを達成しているなら、日本のほうが劣るですか？

Answer 1

欧米は帰って家族と食事をしてから自室で仕事なんてのもありますね。
彼らは業績で年棒が決まるので、自分の仕事が達成できたかどうかだけです。会社は社員が何時間働こうが、働くまいが気にしません。

上司がイギリス人だった時、彼の勤務時間は特別な事がないかぎり、きっちり7:30-19:30でした。フランスには「馬車馬のように働く」人々を表す言葉があるかと思います。上昇志向の強い連中。アメリカの戦略コンサルの労働時間を聞くとぞっとします。

GDPは民間支出（企業＋家計）＋国家支出＋（輸出ー輸入）金額です。どれだけ金を使ったか、貿易でどれだけ儲けたかという事になります。

膨大な数のミドル層がいると消費も大きいのでデカくなります。
一人当たり名目GDP
26位 日本 39,305 US$
70位 中国 9,608

中国の名目GDPは人口力と言えます。PwCによる2050年GDP予測で日本はインドネシアに抜かれてます。経済力をつけてバカでかいミドル層が出現するとGDPもゴツクなるという事ですね。

一人当たりのGDPで見た方が良いかもしれません。しかし生産性が高いと言われる金融、エネルギー資源、電力、鉄鋼などを主力産業に持っている国は、一人当たりGDPが上位です。マカオが3位にいますが、ここの収益はギャンブル。

Answer 2

欧米のサービス業なんて、「客が帰らない限り閉店しない」なんてところもザラにあるわけですが。

Answer 3

欧米でも仕事が終わらないのに定時になったからと
仕事を止めて帰宅はしませんよ、その時は残業をします。
日本との違いは、日本企業は始めから残業も見込んで予定が
組まれる事と、下請けの中小企業の社員は残業をしないと
生活が出来ないことです。GDPは企業が欧米よりも少ない
人件費（コスト）で同じ利益を上げられるので欧米よりも
利益率が高くなるので、日本の方が優れていると言えるでしょう。
仮に欧米企業が日本に移転して欧米と同じやり方をしていたら
同じ利益を出すことは出来ないでしょう。
此のことからも欧米よりも、毎年カイゼンで高効率化を進めている
日本の方が優れていると思います。

Answer 4

欧米とはかなり巨大な単位だと思いますが。

つまり、アメリカとヨーロッパ各国に住んでいる人は、一人残らず全員誰一人残業したことがないのか？と言う質問であれば、私の答えはＮｏだとおもいます。