建設コンサルタントは、転勤のある大手以外の中小の会社が各地域にかなりある業種ですし、技術者には大手と遜色ない給与を支払っている会社もかなり多いですよ。それに大手でも、勤務地限定にしている会社もたくさんあります。 理由は二つ。 一つは設計、調査、測量は公共機関から発注されますが、委託する契約を算出する積算基準は国土交通省や農水省が 毎年出す、設計調査測量積算基準に基づき算出されます。そして、その中の技術者単価は、全国一律なので、東京て出そうが四国で出そうが、同じ内容の業務なら同じ額になり地域差が出ません。 建設工事の方は、鉄筋工、土木作業員、重機オペレーターなど、各県ごとに労務単価が違うので積算額が異なるのと大きな違いです。 あと、建設コンサルタントはとの社も人手不足で技術者を増やしたがっている業界ですし、特に経験や資格がある技術者は引き抜きも多く、資格がある(技術士やRCCMなど)のコンサルタント社員の転職割合は、3割から5割ほどに登ります。 建設コンサルタントの技術者の需要が高い原因は、ひとつは近年の災害頻発で、国土強靭化の防災関係の事業が大変増えてきていること。 あと、発注者である国や自治体が、設計や調査だけでなく、以前はインハウス(公務員技術者)で行っていた工事積算や工事監督業務なども、全てコンサルタントに外注している。 各建設コンサルタントの社員の年齢構成で今55才以上の社員がたくさん抱えているが今後数年で定年退職でいなくなるので、補充しなくてはならない。 などです。 大卒で2年経てばすぐ技術士補や測量士補取れるし、建設、土木系の学生や第二新卒は取り合いをしているので、地方限定で必ず見つかりますよ。 なお大手の地域限定ですが、大手の場合、東北の仙台、中国の広島など、各ブロックの拠点都市に技術者置いてます。 地域限定というより、東京は物価が高いので、都市手当として数万円上乗せしていることが普通ですが、仙台や福岡より4万くらい多く貰っても、生活レベルとしては全く変わりませんし、基本給や時間単価は普通、東京も地方も一緒です。 私の友人や知り合いにはコンサルタントの技術者が多いのですが、他業界の大企業、中小企業の関係や首都圏、地方企業の関係 とは全く事情が異なり、技術者特に経験や資格を取れば、東京で仕事するのと同等の収入で地方で転勤なしで仕事できるのかが建設コンサルタントですね。 それと、大手から中小、逆に中小から大手と、転職は全然珍しくない業界です。 ネットの転職求人サイトを見ると、各コンサルがどれだけ転職者も求めているすぐわかります。 一方、インフラ系? 建設会社は、大手、中小で待遇、給与に大きな差があります。 大手ゼネコンなら45才で1200万もらっても、地場の建設会社なら500万以下とか倍半分は当たり前だし、下請け、孫請けの重層構造なので、下の会社ほど安い。 それと、現場ごとの配属なので、大手に行くと、どの支店に配属されても工事ごとに転勤することになります。地場は現場は変わっても転居はしないけど。
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