介護福祉士の夜勤

Question

介護福祉士の夜勤介護施設の夜勤ってどんなかんじですか？
昼間には行ったことあるんですが
夜勤って何してるのって？思って。

Answer 1

介護老人福祉施設で介護士してました。
１フロア４０人定員で、各フロアに５床ずつショートステイがあり、
夜勤は１フロア２人でした。

１７：００から３０～４０分程度、引継ぎを受けて、
夕食の食前薬や食後薬の確認して
経管栄養者の夕食のセットを確認します。
食堂への誘導が終わってなければ誘導します。

１８：００から夕食です。
少なくて２～３名、多ければ７～８名の食事介助してると１８：４０位になるので
遅番と手分けして食後の水分補給に回ります。
食事介助しながら、３５～６人分の服薬介助を食事が終わった順に行います。

１９：００前くらいから就寝介助。
上半身のパジャマを着てもらったらベッドに移動介助し
下半身の更衣しながらオムツ交換します。
だいたい１人に５～１０分かかりますが、
２１：００位までの間に２０人位の就寝介助を行います。
全介助の人もいれば、半介助の人もいますし、
経管栄養の人だと、栄養チューブをはずしてオムツ交換するだけなので
就寝介助にはそれほど手間が掛からなかったりします。

２１：００になると遅番は帰ります。
（帰る前までには、就寝薬の服薬介助をしてくれてます。）
その日の状態によりますが、寝ない人には、お茶などを出したりもしました。
（寝ない人＝認知症などで昼夜逆転してたり、
落ち着かずベッドにじっとしていられなかったりという方々です）
就寝介助ででた汚れ物の処理や排泄（排便や排尿の有無や量）の記録、
食事摂取量・水分摂取量の記録、
深夜のおむつ交換の準備
(お尻ふきやオムツ類の補充、汚物入れ用バケツの準備など）
お尻拭きはお絞りタオルを汚物除去機で洗濯して、
家庭用洗濯機で洗濯して衣類乾燥機にかけ、
１枚１枚たたんで、清拭剤に浸してから１枚１枚おしぼりのように丸めて
タオルポットで温めていました。
日中にはできないので夜勤者が翌日に使う分を準備してました。
職員室の掃除も就寝介助がひと段落したら、夜勤者が行っていました。

２１：００から２３：００がナースコール対応くらいで一番楽な時間帯で、
私はこの時間に夕食を食べてました。

２３：００から深夜のおむつ交換に回ります。
安否確認も兼ねているので、オムツ交換しない人のところにも巡回します。
大体１時間程度かかりました。
その後汚物の処理、排泄の記録、夜間の様子の記録を書きます。

その後、職員は交代で２時間ずつ休憩します。
０：３０～２：３０と２：３０～４：３０です。
その間は１人でナースコールに対応します。

ナースコールの合い間は、
居室担当の利用者のケース検討資料を作ったり、
担当行事の準備をしたり、フロアの飾り替えやポスターの貼りなおし等、
担当業務にあてていました。
食事メニュー、今日の予定の書き換え、
朝食用の介助エプロンや朝食薬の確認など
朝の準備も４時前に終わらせていました。

私がいたフロアには４：００に「起きます」とナースコールする利用者がいて、
その人のナースコールを朝のスタートにしていました。
４：３０くらいから、起こさない人
（Ｄｒから体力的に離床時間を制限するよう言われてる人）
に水分補給をはじめます。
５：００から排泄と起床介助。
（パジャマから日中の服へ着替え、オムツから紙パンツに替えたり、
オムツ交換したりして、車椅子に乗せる）
全員の朝の排泄介助に２時間くらいかかります。
汚物の処理、お尻り拭き、オムツ類の補充を手分けして行います。
ショートステイ利用者と体温要チェック者の検温を行います。
７：００前になったら、オムツ交換だけして離床してない人を起こし、
食堂へ誘導します。

７：３０から朝食でした。
夕食同様少なくて２～３名、多ければ７～８名の食事介助をします。
朝食薬の服薬介助も食事が終わった人から順次行います。
７：５０にはトイレでナースコールを押す人がいて、
食事介助を中断して対応します。
８：１５にはほとんどの人が食べ終わっていて、
服薬の漏れがないか確認し、飲み忘れていたら朝のうちに飲んでもらいます。
その後、トイレやおむつ交換に行けるときは行きます。

早番さんに食堂の片付けをしてもらってる間に、
朝の様子（排泄の有無、量、朝食・水分の摂取量、検温結果）を
夜勤者同士で確認します。

８；４５から全体朝礼で夜勤報告のため１人は朝礼でフロアを離れ、
１人がフロアの保安にあたります。

９：００には朝礼も終わり、出勤してきた日勤者と排泄介助の残りを行います。

９：２０くらいから朝の引継ぎが始まり、１０：００くらいで引継ぎが終了します。

一応、勤務時間が１０：００までなのですが、
記録が終わってなければ、そこから記録を書きます。

私の経験した夜勤はこんな感じでした。