前情報と致しまして 会社員、会社の健康組合保険証です。 先日

Question

仕事帰宅中に交差点にて信号無視の車に追突され、車両同士の事故に遭いました。
胸骨を折ってしまい入院中です。腰痛も再発し足が痺れ左足が使い物になりません。恐らく仕事復帰には時間がかかりそうです。

帰宅中の事故為労災を使おうと思ったのですが、途中で姪っ子を拾った為、第三者が同乗していると労災が厳しいかもしれないと会社に言われました。
こちらの過失は0の為、相手の保険会社から休業補てんをしてもらえればいいかと考えていたのですが、
労災を使えないかもしれない旨を相手の保険会社に伝えたところ、労災が使えないわけがないと言われました。

調べたところ、労災を使うとこちらの過失割合があった場合に負担金が少なくなると書いてありました。
過失がないこちらとしてはそれならば労災を使う意味がないのでは思ってしまったのですが…

長くなったのですが、
労災を使うメリット、デメリット
そして、このような場合は労災、自賠責、相手の任意保険どちらを使うべきですか？
合わせて、弁護士特約を使うべきかどうかも含めて教えていただきたいです！

Answer 1

まず、「第三者が同乗していると労災が厳しいかもしれない」というのは、まったく関係ありません。問題は、「途中で姪っ子を拾った為」の部分です。この為に一時的に経路を逸脱し、経路に復帰した後に事故に遭ったのなら問題ないですが、経路の逸脱中に事故に遭ったのなら労災保険は適用されません。
自賠責を含む自動車保険を使うか労災保険を使うかはあなたの自由ですが、大きな損得の差はありません。前者を使った場合は労災保険の給付からその価額の範囲で控除され、逆の場合は政府が保険会社に求償します。強いて言えば、自動車保険の方が給付が早いことです。
なお、前者を使った場合でも、労災保険の休業特別支給金(平均賃金の2割相当)を受けることができます。
ただし、物損と慰謝料については労災保険の給付にはないので、自動車保険の一択です。

Answer 2

労災が使用出来れば４日目以降の休業補償が２割増しになります。
デメリットは勤務先の担当者が面倒な事くらいです。使用可否の判断は労基がする事ですので、申請をとりあえずしてもらいましょう。

弁護士特約があるなら弁護士に相談しましょう。相談料も特約で支払い可能です。弁護士委任するメリットデメリットをよく聞いた上で判断して下さい。
弁護士委任する事により賠償金は確実にアップするケースです。

Answer 3

基本的にあなたの過失が少ないなら自賠責（相手の任意保険）を使う方がお得になる場合が多いのですが・・・
今回は治療が長引きそうな感じで書かれていますよね？

労災を使うメリットとしては、自賠責は120万上限でそこから先は保険会社の持ち出しになりますのである程度の時期で治療を終了させられる可能性があります。
労災の場合は治療期間も治療費も上限がありませんのでゆっくり治療が出来ます。
デメリットとしては休業補償の額が少ないことと自賠責のように慰謝料ってのが無いことです。
が、自賠責との休業補償の差額と慰謝料は後で自賠責に請求できます。

相手の任意保険と自賠責は同じ物だと思って下さい。
任意保険も120万までは自賠責を使いそこから先が保険会社の自腹になります。