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【「~によって」の用法】 平成26年度 日本語教育能力検定試験に関する質問です。 ※問題 他と性質…

【「~によって」の用法】 平成26年度 日本語教育能力検定試験に関する質問です。 ※問題 他と性質の異なるものを一つ選べ1:彼は日々の努力(によって)成功にいたっている。 2:その企業の評判はその技術力の高さ(によって)高まっている。 3:先週降った大雨(によって)作物に多大な被害が出てる。 4:子供の数の減少(によって)多くの小学校が統合している。 5:町の安全は地域の人々の協力(によって)保たれている。 簡単に英語にすると以下です。 They are succeeded by everyday effort. The company's reputation is getting higher because of their engineering skill. There were so many catastrophes because of last week's rain. Many schools are integrated by declining birth rates. The city is kept safe thanks to their effort. by、thanks toとbecause of とも言い換え可能のように思いますが、どうして5の受身だけが他と異なるのでしょうか?

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回答(3件)

  • ベストアンサー

    日本語教師です。 日本語文法を解釈するときに英訳してはなりません。ニュアンスが変わってしまいます。 あくまでも日本語の用法として解釈してください。 1~4は「原因・理由」を表す「によって」です。 5は「手段・方法」を表す「によって」です。(警察の力ではなく、住民の力という手段) 1と5が紛らわしいようにも見えますが、1は結果の状態を表しているのに対し、5は継続中の状況を表していることから、用法が異なることがわかります。 1~4はいずれも「た形」に変えても「ている形」のときとニュアンスがあまり変わりませんが(なぜなら結果を表しているから)、5は「た形」と「ている形」で意味が変わってしまいます(終わったことか、今も進行中かの違いが大きい)。そうすると、1は結果に対する原因を示しており、5は継続中の状態をもたらす手段を示しているということが判別できます。 なお、これらの選択肢にはもう一つの用法である「受身の動作主」はありません。

  • 1~4の「によって」は原因・理由を表し、5の「によって」は手段・方法をあらわしているからです。 1:彼は日々の努力(によって)成功にいたっている。 ⇓ 成功にいたっている原因は、日々の努力である 2:その企業の評判はその技術力の高さ(によって)高まっている。 ⇓ 評判が高まっている原因は、その技術力の高さである。 3:先週降った大雨(によって)作物に多大な被害が出てる。 ⇓ 作物に多大な被害がでている原因は先週降った大雨である。 4:子供の数の減少(によって)多くの小学校が統合している。 ⇓ 多くの小学校が統合している原因は子供の数の減少である。 5:町の安全は地域の人々の協力(によって)保たれている。 ⇓ 町の安全は地域の人々の協力という手段で保たれている。 ❝保たれている原因は、町の安全は地域の人々の協力である❞では変です。

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  • 受け身の問題ではなく、1~4は「によって」が因果関係を表していますが、5は手段・方法を表しています。■

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