工業簿記全体の話だと思いますよ。 工業簿記というのは、製造業などを行う企業が行う簿記全体のことを意味しており、原価計算とはあくまで工業簿記の一部、製造原価を計算することを目的とした分野です。 添付画像の流れの部分をもう少しかみ砕いて説明すると、 ①工業簿記の技法を用いて、材料なら購入にかかった費用やその単価などを計算し、労務費なら時期によってはボーナスなんかも加味して費用や単価を計算します。 ②上記の情報を原価計算部門へと引き渡し、企業ごとに適した様々な原価計算の技法(個別・総合の他にも部門別・費目別・直接・標準などなど色々)を用いて、製造原価を計算します。 ③そうして計算した製造原価を元に、在庫管理や販売管理(営業とか)を行って、会社の利益を計算する。 これが工業簿記・原価計算の流れとなります。 ですので、ここでの「工業簿記」の意味することとしては、やはり工業簿記全体を指すのではないかなと。 「工業簿記の技法」「原価計算の技法」といっても多種多様なやり方、組み合わせ方がありますので、一言で「これ」と説明するのはなかなか難しいですね。
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