教育学部出身で卒業後に持っていない教員免許を取得する場合について質問です。 私は教育学部出身で、幼稚教諭一種免許状…

Question

教育学部出身で卒業後に持っていない教員免許を取得する場合について質問です。

私は教育学部出身で、幼稚教諭一種免許状と保育士資格と小学校教諭一種免許状を持っています。現在は教職とは全く違う業界で働いているのですが、高校の英語の教員免許を取得して転職したいと思っています。
社会人が教員免許を取得する方法は検索したらいくつか出てきたのですが、教育学部出身の社会人が持ってない種類の教員免許を取得することに関しての情報が見つかりませんでした。
卒業後に教員免許を取得する際、大学で履修したことや持ってる教員免許によって方法は変わってきますか？

回答よろしくお願いします。

Answer 1

とりあえずですが、確かに方法は変わります。
が、あまり影響がないと言えば無いです。

一応法令的な物から言うと、高校英語の免許を取る場合には、免許用の単位が合計で67単位以上必要な事と、大卒資格が必要になります。

質問者様は既に大卒なので、大卒資格はクリアしているので、必要な単位が取れれば免許は取れます。

その上で、法令上は、小学校や幼稚園などの免許保持者の場合、一般教養の単位を8単位まで、教職科目の単位を15単位まで、幼稚園や小学校用の単位を高校用に使用する事が出来る。という事になっています。

なので、普通の人は67単位以上が必要な所、44単位以上取れれば、免許は取れるようになります。
(注>最近大学を卒業した人の例です。昭和時代に今とは必須科目が異なる時代に小学校や幼稚園の免許を取った。という人など、一部の人は単位数が異なります)

でもこの44単位ですが、大学で単位を取る必要がある上に、教育実習なども必要になります。

教育実習がある以上、社会人が取れるかは別問題です。

ちなみに余談になりますが、高校英語の教員免許を教育実習無しで取れる人は・・・

・中学校教員として満3年以上実務経験がある人
・高校の臨時免許を持って居て2年以上実務経験がある人
・高校の免許を何かしら持って居る人

上記のどれかになります。

教職とは違う業界という事なので、実務経験は無理なので、原則的には教育実習です。

なお・・・プラスで24単位が取れれば、教育実習が回避できるという技もありますが・・・

一応触れておくと、高校の教員免許は、工業だけが実習が任意で、他の教科が必須です。

例えば高校工業の免許が実習無しで取れれば、さっきの実習回避条件の、高校の免許を何かしら持って居る人。に、該当するので、英語の実習無しで取れるようになります。

また、一般人は工業だけですが、幼稚園や小学校の免許を持って居る人については、書道や数学、理科や音楽、美術や工芸や各種実務教科などの免許も、教育実習が任意になります。

なので、例えば、幼小の免許があるので、それを活用して実習不要で高校数学を取って、さらに高校の免許保持者として高校英語も取る。という事をすれば、教育実習が回避できます。

が・・・かなり面倒ですし、英語とは関係ない科目の履修が必要になるので、専門性の分野から出来るかどうかは一概には言えません。
英語と何かもう1個を取る。という事で、合計で44+24=68単位になります。

とりあえずは教育実習をどうするかがネックにはなりますよ。

長くなりましたがとりあえずはこの辺で。

Answer 2

社会人が免許を取る方法と基本的に同じですが、免許があるため単位を減らせる場合があります。
施行規則66条の6の科目（憲法など）は認可不要のため全免許に使えます。
質問者さんが幼稚園と小学校を取るときに修得した単位が中高免許の認可も受けていればそのまま使えます。
また、中高免許の認可を受けていなくても単位の流用が15単位ほどできます。（高免には13単位かな）
単位の流用については教育委員会に問い合わせるのが確実です。
教育実習が原則として必要です。

Answer 3

隣接校種の特例とか使えないが
正確な必要単位は教育委員会の履修指導で確認するしかない