スクールカウンセラーというのは、「資格」ではなくて、「職種」です。 ただ、この職種に就くためには、ほとんどの自治体や私学のほうで、 「臨床心理士」や「公認心理師」という資格を持っていることが条件とされていますね。 国家資格は公認心理師のほうだけで、臨床心理士は民間資格ですが、 どちらも取得できるまでには、最短で6年かかりますね。 それで、精神的に問題や病気を抱えているかたの治療方法としては、 大きく分けて2つ――薬物療法と心理療法とを用います。 どちらも効果は大きくて、場合によっては、心理療法でしか治せないこともあります。 そして、薬物療法を担うのが医師で、心理療法は、主に、臨床心理士や公認心理師が行います。 そう考えると、スクールカウンセラーになるための資格を取るのに、 お医者さん並の時間をかけて、勉強したり、実習したりする必要がある ――というのは、なんとなく理解できますね。 まーそれでも、「ほんとにそんなに勉強してきたんかあ?」みたいなカウンセラーさんもいっぱいいるのですが、 それはお医者さんでも同じかな?・・・みたいな。 ただ、スクールカウンセラーになると、 もっと学校特有の環境についての深い理解や、 問題が生じてる子ども自身ではなくて、まず、その親を治すことを考える必要が大いにあったりと、 ほんとうに、臨床心理士や公認心理師になるための勉強だけでは、ぜんぜん足りないです。 でも、資格取るために長く勉強してきたので、それには慣れているというか、 人を助けるために、勉強し続けることをいとわないような人に、スクールカウンセラーになってもらいたい ――そういう願いが込められて、わざと「大変」にしてあるのではないでしょうか。
< 質問に関する求人 >
求人の検索結果を見る
< 質問に関する求人 >
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
求人の検索結果を見る