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運転士・車掌のような鉄道職員に、襟章や肩章が持たされないのはなぜですか? 機関士・運転士・車掌・駅員・助役などなど…

運転士・車掌のような鉄道職員に、襟章や肩章が持たされないのはなぜですか? 機関士・運転士・車掌・駅員・助役などなど、 区別できたほうが格好良いし面白いのでは? 知恵コイン50枚!

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回答(2件)

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    駅係員については、定められた者しか行えない合図などの絡みで制帽で区別できるようにはなっています。 なお本回答では、駅長・駅助役・駅係長・運転(輸送)主任・運転取扱指定係員等をまとめて「駅長」と記します。 「駅長」は、官帽であれば赤帯に金筋のついた制帽を着用しているのが鉄道の伝統です。 そして助役以下は金筋が1本、駅長は社局や時代によって差はあれど金筋が2~3本の、いかにも格が高そうな制帽となっています。 このように部内者のみが見分ればよくて、夏冬同じで、かつ遠くからでも職位の見分けがつきやすいようになっているのが鉄道現場の特徴です。 なお駅以外の幹部などは、たとえ区長・所長などの箇所長であっても官帽タイプの制帽なら赤帯の無い制帽を着用しています。 社長ですら、制服着用時にも赤帯の無い制帽を着用します。 なぜなら「駅長」では無いからです。(添付画像) 赤帯の入った制帽を着用するのは、あくまでも出発合図などを行なう資格がある「駅長」だけで、これが運転を行なう上での厳とした規律となります。 しかし保護帽(ヘルメット)については、「駅長」のほか区長・所長なども含めた箇所長と、管理者・リーダー職など安全衛生について指導する立場の人が白ヘルメットで、その他の一般係員は黄色のヘルメットというふうに区別しています。 (なお仕事の絡みでおつきあいがあった川崎重工業なども知っているのですが、やはり幹部職員等は白ヘルメットです。しかし、これは全産業共通ではありません。) 襟章については、その昔は職員全員が桐と動輪をあしらった章を両襟に付けていたのが国鉄制服の特徴でした。 ほかに、制服については「接客」ならシングルに三つ釦、「管理」ならダブルという違いがあったなど、国鉄時代から制服そのもので少し違えていたりはしているものです。 今は社局によってさまざまですが、階級章的なものはどこの社局でも着用していないようです。 あくまで駅係員では運転取扱の関係上、そして現場では安全衛生の関係上で区別がつくようにはなっています。 なお、今は機関車乗務員でも職名は運転士に統一されています。 つまり多能化が進んだ今、昔のように分けていると大変だからです。 保存運転のSLを運転している人を、もし昔のように分けていたら「機関士兼電車運転士兼気動車運転士」みたいになってしまって大変でしょうw ほかには氏名札の大きさとかラインの色による見分けが出来るタイプとか、社局によってはいろいろあるようです。 JR西日本では私が現役の頃は、袖のワッペンで違いをつけたり、あるいは運転士は氏名札に青ライン、車掌は赤ラインとかになっていました。 以下、昔話を長々と語りますが、1960年代~1980年代の国鉄制服では、運転士・機関士(動力車乗務員)と接客(駅員・車掌)とで、実は制服が少し違っていたのでした。 動力車乗務員の制服はポケットや袖、背面が何気に軍服っぽい形で操縦しやすい制服だったのです。 しかし夏服になれば差が無し。 ほかに肩章に代わるものとして、昭和中期頃までは腕章の着用がありました。 動力車乗務員は白腕章、列車乗務員(車掌)は赤腕章、操車担当(駅係員)は緑腕章とかでした。 私が好きな昭和35年制作の動画ですが、「気動車運転士」の腕章が映っています。 https://www.youtube.com/watch?v=ymmGJx6M2I0 しかし腕章は突起物に引っかかる恐れがあるから危険であるとして、やがて動力車乗務員と操車は腕章が廃止されました。 それに代わって[機関士][電車運転士](白札)、[操車](緑札)などの職位札を着用していた時期があります。 ときを前後して鉄道係員でもよく保護帽(ヘルメット)を着用するようになっていったのですが、駅員でも運転係(信号・操車)なら黄色のヘルメットに赤ライン2本、手職(構内係)は赤ライン1本、という見分けができるようになっていました。 国鉄では列車乗務員だけが、長らく赤腕章で残っていたのですが、これは「車掌長」「乗客専務」「車掌」などの違いがあったほか、「車掌補」など車掌資格の無い職位の列車乗務員も居たこと、早くから氏名札を着用させる方向になっていたからです。 尤も氏名札は国鉄労組(国労)動力車労組(動労)などが反発していたので1980年代半ば頃までは徹底できていませんでした。 天皇陛下をお迎えする社長・幹部。 赤帯金筋の制帽を着用しているのが駅長。 ほかは幹部用のダブルの制服ではあるが、社長以下、赤帯の無い制服を着用しています↓↓

  • 国鉄時代は氏名札がなかったので襟章や肩章がありましたが、JRとなってその氏名札にも職名が記されていますので、それが襟章や肩章の代わりとなっています。 しかし、それが制帽や制服によって判るものもあります。 例えば、駅係員の制帽に赤帯があれば、一般社員の駅長業務資格者(乗務員に運転異動などの伝達ができる資格)で、それに金筋が一本入っていれば助役などの管理者、2本であれば現場長(駅長や乗務員区所長など)です。 また制服でもJR会社によって判るものがあり、一般社員の上着はシングルボタンですが、管理者はダブルとなっていたり、袖口の金筋の本数によって一般職や管理者の違いが見分けられます。

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