ゼネコンが書く施工図について教えてください。 当社、画像の中の換気設備屋です。 今回、初めてついたサブコンと打合せし…

Question

ゼネコンが書く施工図について教えてください。
当社、画像の中の換気設備屋です。
今回、初めてついたサブコンと打合せしました。

換気設備を設置する天井懐に機器が付くかどうか聞いたところ、設計図しかないと言われました。
付く所の施工図（断面）が欲しいと言ったら、設計図PDFしかないと言われました。
新築の案件です。

ゼネコンの下じゃないので無いそうです。
他の必要な図面も買わされたと言ってました。

しょうがないので、設計図をCADに貼り付けて大体の寸法を取りました。
しかし、施工図じゃないので、詳細な施工方法が見えてきません。

ひとまず定例で、設計に聞いてから、ゼネコンに聞くと言うのです。
直接、ゼネコンに聞けば済む話だと思うのですが、気を使っているようです。
配線ルートを聞いても分からないのです。

今まで多数のサブコンさんと付き合ってきましたが、こんなの初めてです。
こんな感じのこともあるのでしょうか？

Answer 1

その様な事は珍しい事では無いです。

「施工図の支給は、今は無理」というゼネコンは多いです。
「完成検査が終わって、図面のアズビルが済んだ状態なら支給可能。」
と言われます。

つまり、完成形ではない図面データを支給して、「現物と図面が違う。」とか文句を言われたり、
「図面通りに改造しろ」とか言われない為の防衛策だと思います。

また、最近はBIMで設計をやっているケースが多いです。
ゼネコン自体は、BIMデータしか管理しておらず、施工用図面は、その下請けや孫請けの施工会社が作っている。
ですから、ゼネコンに施工図を要求しても持っていないし、ゼネコンが下請けに施工図の提出を求めたら、
提出の度に、図面の代金を請求される事になるので、アズビルの済んだ段階での図面を提出させたい。

といった事になるので、やはり工事中や工事前に施工図を要求しても簡単にＯＫしてもらえません。

Answer 2

施主、設計監理、ゼネコン、サブコンの関係性の問題ですね。分離発注工事は契約時からの初動で力関係が決まりますし、そこで貴方の上位のサブコンがやらかしたかも知れません。
部金と言われる方がいますが、現場内の雑収入の税務処理の関係で大昔に無くなっています。
自分は分離発注の時の方が他JVに気を使い良い関係性を作りましたけどね。対等でありながら協力して良い物を納品する関係が大事です。それに失敗しているJVは現場で監督同士が口論してました。

Answer 3

図面データを渡さないゼネコンに問題があるのではないでしょうか。

「歩金」という悪しき慣習があるので、「金を払わないと」データを渡さないということでしょう。最終的に問題がなく建築を引き渡すのが、ゼネコンの役目なので、本来特記仕様書に、データを渡すことを銘記すべきでした。

建築主（施主）に交渉はできないでしょうか？
今時、データ連動させないのは昭和的な風景です。