大手企業への就職って思ってるよりきついんですかね

Question

大手企業への就職って思ってるよりきついんですかね文系に関しては最も実績の高い一橋でも大手率は6割ちょい、慶應で5割、早稲田で4割5分と半数程度しか大手に行けていません（もちろん資格取得、公務員志望もいるでしょうが）
MARCHに至っては高学歴と言われるものの大手率は2割5分に留まります。
理系に関しても就職最強と名高い国立機電系院卒でも大手率は7割ほど（中堅国立院卒）で、引く手数多の機電ですら2〜3割は大手に行けていないのです。機電でこれですから工学部と言っても化学やバイオならもっと数字は落ちるでしょう。
売り手市場と言われるわりに意外と思ってたより就職キツくないですか？

Answer 1

大手企業ほど倍率は高いし、選考ステップも多いから簡単ではないですね。

Answer 2

機電系は院への進学率も高いので大卒進学率はあてになりません。
一橋も同じかな？外資やMBA取りに行く人もいるしね。
上位校の場合、大手に就職するのが目的でない人も多いですよ。目的がある人が多いから別に無理に大手を選ぶ必要がない人も結構います。

法学部は司法試験浪人とかもいるし、法律事務所勤務なら大手企業ではないし、BIG4あたりでも大手企業のくくりではないですね。医歯獣系学部系も同じ。そういう学部があるのに大手企業に慶應5割、早稲田4割はかなり多いと思われます。
機電最強説は院への進学率が高い上、人数がそこまで多くない、なのに求人が非常に多いのです。MARCHとの差は歴然です。

Answer 3

大手企業への就職って思ってるよりきついんです。
大手企業に入社して仕事を始めるともっときついですよ。
社外では同業他社との競合で第一に狙われやすいし、社内では難関大学出身の社員だらけで社員間の競争がとても厳しくなりますので。

もちろん企業側としてもそんな環境でも脱落しないような優秀な人物を入社試験で選考して、期待を持って入社させているつもりです。
しかしそれでも期待を裏切り、脱落して辞めていく社員は各企業とも毎年それなりの人数発生するのですから大変キツイ世界ですよね。

大手企業ほど仕事の苦労は大変なんですよ。
大勢の社員とそれ以上に多いその家族の生活を守り、さらに就活大学生たちに憧れてもらうためには多大な先輩社員達の苦労があるのです。
なので大手企業だからって憧れだけで志望しない方が良いと思いますよ。
志望するのはその人の勝手ですが、同時に自分はその厳しい環境の中に入って行ってもやり抜けるのかどうかも考えないとね。

そして機電系の学生だからって全員が優秀な人物な訳じゃない。
なので例えMARCHや国立の学生でも優秀な人物でないと判断されれば、就活で日大や東海大の優秀な学生に負けて不採用になります。
採用試験って大学入試と違いペーパーテストの点数だけじゃないのです。
どこの企業も必要としている「志望者の高い人間性」を判断するために必ず面接を行います。人柄は実際に志望者に会ってみて判断するしかないからね。
会ってみて少しでも人柄に「？」が付く人物に入社されると困るものね。

例え無名の中小企業でも採用の際には採用する人物を選べます。
ですからまだ社会に出た事のない大学生のレベルでは、就活とは志望する業界や企業やその規模を問わず決して楽な話ではないですよ。

Answer 4

ざっと数字を推定しますと
採用側400社平均100人採用と仮定したら総枠で40,000人程度。

一方で卒業生数は
旧七帝大 18,000人強
早慶上智 約20,000人
MARCH 約30,000人
関関同立 約24,000人
ここまででざっと92,000人

他国立大は総員で80,000人弱の他、規模が小さい東京理科大とかICUといった大学もありますね。

また日本の大企業はメーカーが多くて、採用の文理比率は1：2で理系が多いと言われている一方で学生は2：1で文系が多いのが実情です。

なので、特に文系のみの大学や文系が多い私大の大手企業への就職率がおっしゃる様な状況になるのも数字的にまぁ妥当だろうと個人的には思います。

売り手というのは求人総枠でということであって、今も昔も人気企業の就活が厳しいことに変わりはありません。相手先の人気企業そのものは時代によって変化していますが。

もちろん上位校になればなるほど法曹や公認会計士といった専門職や学究の道に進む方及び外資系などの割合が増えていくことは言うまでもありません。