運転手の運行日程？などについて教えて欲しいです。 休息、休憩の違いは何ですか？

Question

運転手の運行日程？などについて教えて欲しいです。
休息、休憩の違いは何ですか？日帰り運行の場合、１日何時間運転していい。１日何時間連続運転していい。出発して何時間経ったら、何時間休憩しないといけない。１日の拘束時間は何時間。
といった何か決まりはありますか？
一週間に何時間とかありますか？
1ヶ月284時間以内の拘束ですか？

Answer 1

【休息と休憩の違い】
簡単に言えば休息は長い休み、休憩は短い休み。休息は一切の業務から外れ、会社外の自宅などで全く支配(命令)下に無い自由な時間。
休憩は業務を一旦中断して取る休憩。
休息は継続11時間を基本とし、最低9時間は取らなければならない。

【1日の運転時間】
トラックドライバーの場合は1日では無く、継続48時間(2日)の平均で計算されます。
計算の方法は起源日を決めてその前後の平均が9時間を超えてはならない。
例えば水曜日を起源日としたら、その前後の火曜日と木曜日の平均運転時間が9時間を超えてはならない。

(連続運転時間】(通称430休憩)
4時間を超えない範囲で最低30分以上の休憩が必要な事から430休憩と呼ぶ。
休憩は一括でも分割でも可能だが、1回の休憩は10分以上でなければならない。

例…
一括で30分
分割で
10分+10分+10分
10分+20分
15分+15分…など
PAやSAに止められない場合は4時間30分迄は延長可能。

【1日の拘束時間】
原則13時間以内、上限15時間、14時間以上は週2回まで。

ここで物流に携わっていない方が読んでいたら是非ご理解願いたいのは、よく一般道の路駐や高速道路のパーキング枠外に駐車しているトラックを見かける機会があり邪魔と思っている方も多いかと思いますが、この430休憩と言った法律のお陰で法を破る事は出来なく、余儀なく邪魔な場所でも駐車せざるを得ない事情を理解してもらいたいです。
決してドライバーの本意では無いです。
他の理由としては積み下ろしの順番待ちの待機でも致し方無く路駐が発生します。
これもドライバーの本意では無いです。
早い納品も遅い納品もダメ！
だけど荷主の敷地内で待機出来ないと言った事情もあります。
更に積み下ろしの順番が早く到着したトラックからとなると、敷地周辺で待機せざるを得ない事情もあります。