声優の仕事について

Question

声優の仕事について最近のナレーションは声優を用いすぎだと言う意見を聞いたのですが、声優の仕事のなかにナレーションがあるんですよね？
もしかしたらアニメなどによく出ている声優がナレーターをしすぎだという意味なのかもしれないとも思ったのですが、と言うことは俳優に舞台俳優や映画俳優と呼ばれる人がいるように声優にもアフレコ声優やナレーション声優がいて、しかもその区別はかなりはっきりしているということなのでしょうか？
回答よろしくお願いします。

Answer 1

声優の中にはアニメによく出る声優、ゲームによく出る声優、ナレーションによく出る声優としっかり区別されているわけではないですが、たぶん何となく活躍の場は決まっているようにも思えます。

例えば、ある声優事務所のＨＰを見るとたくさんの声優さんがいます。
勿論アニメやゲームにたくさん出ていてイベントにも良くでる所謂「人気声優」がいたりもしますが、
中には「こんな人いた？」という人も。
そういう人はアニメファンには知られていない、吹き替えやナレーション業を中心にやっている声優さんだと考えられます。
代表作を見るとニュース番組のナレーションだったり、吹き替えだったりということが多かったりもします。

ですが、事務所によってはナレーションに力を入れている事務所もあります。
例えばシグマセブンはナレーションに力を入れていると言われていて、
現在アニメでたくさん活躍している中村悠一さんはアニメには番組レギュラー(役名は付かないが、モブキャラとして毎回スタジオにいる声優)としての活躍が多かった頃、
ニュースのナレーションや色んな番組のナレーションをやっていました。
今でも同じくシグマセブンの役者さんで吉野裕行さんや安元洋貴さん等よくスポーツ番組のナレーションやったりしてます。

ずっと吹き替え中心だった前野智昭さんが「アニメもやってみたい」と言って受けたオーディション（アニメ「図書館戦争」）に受かり、その後アニメやゲーム中心に活躍の場を広げたということもあります。

なので、区別がはっきりというわけではないですが、何となくは分かれていて、
自分がやりたいものを中心にお仕事をしているのだと思います(声優は基本オーディションですからアニメやりたければアニメのオーディション受ければいいので)

最近のナレーションは…という件ですが、
もしかしたらアニメやゲームの声優はたくさんいるけどナレーションをやる声優さんが減ってきているのかもしれないですね。
また、人気声優さんをナレーションに使えば、その番組を見てくれる…というのもあるかもしれないですが。

アニメもナレーションも両方同じくらいやってる方もいますけどね
(立木文彦さんとか。立木さんの所属している大沢事務所もナレーションの実績が豊富な事務所でもあります)