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液化石油ガス設備士の資格を持っている方が、「ガス可とう管接続工事監督者」の資格を取得する必要がありますか?この資格の違い…

液化石油ガス設備士の資格を持っている方が、「ガス可とう管接続工事監督者」の資格を取得する必要がありますか?この資格の違いを教えてください。

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    お疲れ様です。ミスター高圧ガスと申します。 「①液化石油ガス設備士」と「②ガス可とう管接続工事監督者」。この二つの資格の違いは、大きく分けると2つの違いがあります。一つは①は国家資格、②は民間資格という違いです。もう一つは、①は工事する対象が液化石油ガス(LPガス)であり、②は都市ガスです。 【液化石油ガス設備士】 (1)法的根拠 液化石油ガス設備士は、液化石油ガス法(正式には、「液化石油ガスの取引の適正化に関する法律」といいます。)の第38条の7に「液化石油ガス設備士でなければ、液化石油ガス設備工事の作業(中略)に従事してはならない。」とあります。 また、免状の交付については、液化石油ガス法第38条の4に規定されているように、液化石油ガス設備士の国家試験に合格するか、講習の課程を修了するかのいずれかにより得られる国家資格です。 (2)工事範囲 具体的には液化石油ガス法規則第108条に 一 硬質管の寸法取り又はねじ切りの作業 二 硬質管の相互を接続し(アーク溶接又はガス溶接の方法による接続に係るものを除く。)、若しくは硬質管を取り外し、又は硬質管の取り外しのために硬質管を切断する作業 三 次に掲げる器具等と硬質管を接続し(イからニまでに掲げる器具等と硬質管を接続する作業にあっては、同一型式の器具等の交換に係るものを除く。)、又は取り外す作業 イ 気化装置、ロ 調整器、ハ ガスメーター、ニ 自動ガス遮断器、ホ バルブ、ヘ ガス栓 四 地盤面下に埋設する硬質管に腐しょく防止措置(電気防しょく措置を除く。)を講ずる作業 五 気密試験の作業 と定められています。あくまでも『LPガス』の工事です。 【ガス可とう管接続工事監督者】 (1)法的根拠 民間資格なので法的な根拠はありません。(財)日本ガス機器検査協会(JIA)の実施している民間資格です。講習(1日)により取得できます。 http://www.jia-page.or.jp/seminars/katokan/index.html (2)工事範囲 施工範囲は、設置された都市ガス用ガス機器のガス取入部とガス栓をガス可とう管又は機器接続ガス栓を用いて接続工事を行うことができます。例えば、修理で器具を取り外して、再度 取り付ける場合などには、可とう管接続のもので、都市ガスが供給されているものなら、自ら工事を行うことができるようになります。あくまでも『都市ガス』の工事が対象となります。 なお、(財)日本ガス機器検査協会(JIA)では、他にも民間資格の講習を実施していますが、必要な都市ガスの工事に応じて「講習を受講していないと、仕事がもらえない」的な性格のものです。必要に応じて、受講されればよいかと思います。

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