国家公務員と地方公務員（市役所職員）について質問です。 現在、市役所職員をめざしているのですが、国家公務員と比べての地…

Question

国家公務員と地方公務員（市役所職員）について質問です。
現在、市役所職員をめざしているのですが、国家公務員と比べての地方公務員の魅力ってなんでしょう。
市役所で働かれている方など、お話をお聞かせください！

補足

>>ainoyume1978さん
ありがとうございます。
できれば、雇用条件だけでなく、仕事の内容ややりがいについてもお聞きしたいです！

Answer 1

メリットは、思いつく限りでは、

1.全国転勤がない。
2.残業時間がかなり少ないです。明らかにされていませんが、国家公務員は多くて月100時間以上、市役所職員は月30時間くらいかと。
3.採用試験の難易度が全然違う。 天と地の差です。 国家公務員試験は国立大学や早慶上智に受かるレベルがないとまず受かりませんが、市役所なら誰でも受かります。
4.変にプライドを持った人が少ない。 もちろん気の合わない先輩後輩・上司は存在するでしょうが、国家公務員ほどギスギスしていません。 フレンドリーです。
5.有給が取りやすい。

くらいでしょうか。他にもまだまだあると思いますが、とにかく転勤がないのが大きいでしょうね。

ただし…ボーナスは必ずあるとはいえ、給料は信じられないほど安いですよ。 県職員ですら民間に全く及びません。 市役所職員は初任給が民間より3万くらい低いのが相場でしょうか。

生活は思いの外苦しいし、市民と直接顔を会わせるので、モンスターな人たちと付き合わないといけませんが、入りやすく、内部はフレンドリーで、安定しているのが市役所職員ですかね。

補足です。
確かに Harue Suiseiさんの仰る通り、ちょっと極論に走りすぎました。ただ、例外を挙げればキリがありません。ここでは具体的な職種の話をしているわけではないので、一般論を話すのが筋かと思い、上記のような発言をさせていただきました。ご容赦ください。

仕事の内容とやりがいについて。市役所に限定して話しますね。
仕事の内容は、Harue Suiseiさんの書かれてある通りです。難しく言えば、スペシャリストを求められています。例えば、窓口で「うちの子、障害があるかもしれないんですけど、どこに相談したらいいですか。」という問いに、具体的に場所や問い合わせ方法、連絡先などを伝えられる、あるいはそのネットワークを持っている、ということです。金銭的なことも、具体的に伝えないといけないのも内容の一つです。生活保護でいくらもらえるとか、障害手当でいくらもらえるとか。あとは、公務員らしく、事務処理をそつなくこなすことですね。

やりがいですが、やはり直接市民と顔を合わすことが多いので、怒られることももちろんありますが、感謝されることもあります。とても人間臭い職場ですね。特に生活に密着しているのが市役所です。その生活を支えているのは間違いなく市役所なので、その誇りと責任を感じられるのがやりがいだと思います。直接表情や声を見聞きすることができるからこそ、一番やりがいを感じられる公務員だと思っていますよ。

Answer 2

ainoyumeさんのご回答はイメージが非常に強いように感じます。ainoyumeさんのご回答は国家Ⅰ種(現総合職)についてのお話と考えたほうがいいです。
例えば、試験難易度に関しては国家Ⅱ種(現一般職)や国税専門官は一般的な市役所等に比べても難易度ははるかに低いです。市役所の滑り止めとして国家を受ける人が多く、採用する側もわかっていて、多めに採用しています。
また、給与は基本的に市役所のほうが国や県より高い場合があります。特に、国は地方と比べると給与が低くなります。

そして、仕事のやりがい等について。
まずは、住民に非常に近い立場で仕事が出来ることがあげられます。国の官庁は労働局等一部を除けば、基本的に一住民よりもっと大きな単位の方々とお仕事する場合が多いので、一住民と直接対話する機会が多いことは市役所の魅力と言えます。
また、国の職員がある分野のスペシャリストを育成しているのに対し、地方ではジェネラリストの育成を目指しています。これは、国の職員は文科省や財務局、国税庁等のある特定官庁に勤めるのに対し、市役所の職員は教育課や会計課、税務課等いろんな部署に異動する機会があり、幅広い仕事の知識を得ることができます(逆に言えば、各知識が中途半端になりかねない点でもありますが)。