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トレーサビリティについて

トレーサビリティについて環境計量士の濃度の資格を取るために勉強しています。 トレーサビリティに関して勉強しているのですが、資格の試験の中で出てくる国家標準と実用標準の意味のちがいがよくわかりません。国家標準は国家的に定められた校正の標準的な値のようなものかなと考えているのですが、実用標準は意味が推定できません。できるだけ詳しく教えてください。 また計測器がトレーサブルであると証明するためにはその計測器の校正証明書などが必要なのでしょうか?それとも正しい国家による校正を受けた器械を使って校正した器械であることさえわかればよいのでしょうか? へたくそな説明でわかりにくくくてすいませんが、わかる部分だけでもいいので、教えてください!

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    環境計量士(濃度)&職場の計量管理者です。 国家計量標準:SI基本単位に結び付けられた標準。 たとえば重さの単位だと、世界標準として国際キログラム原器 (フランスのパリにあるそうです)が頂点にあり、各国の原器が 国際キログラム原器を元に値付けされています。 ちなみに、あと数年で重さの基準がキログラム原器自体から 原子質量単位に変わるそうです。 (先日見学したJASIS(旧:分析機器展)の会場で産総研の方が 説明してくれました。) 実用標準: 実際に計測器を使うユーザー(現場の計測機関)が持っている 標準。(重さでいえば分銅。) 国家計量標準と実用標準の間には、上位から順に一次標準 (指定校正機関が持っている)、二次標準(認定事業者、重さで 言えば認定を受けている天秤メーカーなど)が挟まっています。 上位の標準が下位の標準を値付けすることでトレーサビリティが 確立されています。 重さに関して言えば、私の職場では毎年1回天秤と分銅を 認定事業者である天秤メーカーさんに点検してもらって校正 証明書を発行してもらっています。 (職場でISO17025認定を取得している関係上、計測器や 標準物質の管理を厳しくしないといけないのです。) 重さ以外のところでは、たとえば機器分析で物質の濃度を 測定する際には、標準としてJCSSやISOの証明書つきの 標準物質を購入して用いております。 (標準液は、日本では関東化学や和光純薬あたりが いろいろな種類のを売り出しています。) 計量士試験は明年3月の第一日曜日ですね。 試験がんばってください!

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