技術士、技術士補とはどのような資格ですか、また化学で技術士になるのと土木で技術士になるのとでは何か違いはありますか？？

Question

技術士、技術士補とはどのような資格ですか、また化学で技術士になるのと土木で技術士になるのとでは何か違いはありますか？？

Answer 1

技術士の定義
技術士法第2条は、技術士を以下のように定義している。

「技術士」とは、第32条第1項の登録を受け、技術士の名称を用いて、科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画,研究,設計,分析,試験,評価又はこれらに関する指導の業務を行う者をいう。
ただし、（他の法律においてその業務を行うことが制限されている業務を除く。）と規定されている為、建築基準法・建築士法により建築・建築設備における設計業務等は建築士の独占業務である為行うことは出来ない。

「技術士補」とは、技術士となるのに必要な技能を修習するため、第32条第2項の登録を受け、技術士補の名称を用いて、前項に規定する業務について技術士を補助する者をいう。

ということで、あらゆる科学技術において高度な専門技術を有すると認定を受ける、というものです。
それぞれ部門があって、その中で業務を行うものですから、部門が違えば当然仕事の内容は丸で違いますよ。その中でも、例えば建設部門なら、河川砂防、道路、都市および地方計画、建設環境、トンネル、他色々専門があって、その中でのみ技術士としての業務に携わることが出来ます。
一つ一つ独立した資格なので、それぞれの専門分野で試験に合格して登録すれば、いくつでも兼任できます。
仕事の内容は、コンサルティングなので、専門技術だけではなく、社会情勢についての分析力、文章力やコミニュケーション能力なども問われます。