福岡の私立管理栄養士課程は、中村学園と九州栄養福祉大が双璧で、九州女子大はやや落ちます。西南女学院はかなり落ちて、3割ぐらいの人が国試を受験できません。 なので、上記の3つの大学の管理栄養士課程を卒業すれば、たいていの人は国試に合格して、管理栄養士の資格を取ることができます。 ただし、病院で働くことができるかどうかは実力と運次第です。そのあたりの大学では、優秀な人なら直営の給食を行っている病院に就職できるでしょうが、多くは委託給食になると思います。
皆様の回答に追加。 管理栄養士は多くが「経験者募集」のため、大卒は採用されにくい方向にあります。 むしろ専門学校で栄養士になって三年ほど実務経験を積んだ人のほうが採用されやすいし、病院側も「採用後は下積みを経験しながら仕事に必要なことを色々勉強してもらって、三年後に管理栄養士になってもらおう」と専門や短大卒を積極的に採用することが意外に多い。 理由は「管理栄養士=管理職」として雇う施設が多いからです。 国家試験に通ったからというだけでいきなり課長職を任されて問題なく務まる新卒がどれだけいると思いますか? まず務まりません。 トップレベルの大学を卒業して普通に会社に就職した人でも最初は先輩や上司の指導に従って経験を積んでひとりで仕事ができるようになるものだけど、管理職として雇われた管理栄養士は最初からトップの地位にいて指導役なんかいないから当然ながら初日から全部のことが完璧にできることを求められます。 経験を積んで再挑戦しようにも経験を積むにはどこかに雇ってもらわないといけないのに、どこも「未経験は困る」と言って雇ってくれないため大卒管理栄養士の多くは資格が紙切れになっています。 立派に働いている管理栄養士は専門や短大卒が多いけど、その人たちは管理栄養士の資格を得た時点で「栄養士経験者」だから何の問題もなく管理栄養士が務まるため、施設も安心して雇います。 栄養士と管理栄養士の違いですが、仕事内容に差はほとんどありません。 簡単に言うと、「栄養士の仕事プラスアルファ」が管理栄養士で、基本的な仕事は栄養士時代にできるようになっているし、「プラスアルファ」に必要な知識は国家試験の勉強で身に着いているからそれ以上「管理栄養士として働くための勉強」は必要とされません、すぐに管理栄養士も管理職も任せることができます。 だから栄養士あがりの管理栄養士がいれば大卒は必要ない、というのが現実の栄養士の世界です。 よく学歴があるほうが有利だ、と言っている人いるけど、現場を知らない人の勘違いです。 大学に行くなら「管理栄養士として就職できた実績がある大学」を選ぶことですね。 それなら管理栄養士になれる可能性があります。 資格を得られることは就職できることではありませんし、国家資格だから栄養士より有利、というのも間違いです。 できる仕事の範囲が広がる分、より経験のある人を求める傾向にあります。
先の方の回答に付け加えます この資格は完全な供給過剰です。例えば看護師などとはもう月とスッポンくらいの違いがあります。正規に採用される方は難関大を卒業した一握りの優秀な方だけ。 あとはほとんどが、民間施設のアルバイトか臨時採用です。 珍しく私が住む神奈川県は管理栄養士の採用試験を行っています。 http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f4729/p13046.html が、毎年採用があるわけではなく、あったとしても退職者補充の一名だけ。倍率は38-88倍というような激しさです。こんな試験に合格・採用されるのは例えば国立のお茶の水女子大くらいでしょうね もちろん大学はこのような現実は知っています。なのに学生確保のために私立の女子大を中心に「資格」を餌にして学生を集めています。詐欺に近い状況です。 なれるか?というとまず国家試験に合格しなければならないし、さらに上記のような狭い門を突破しなければなりません。なれるけれども身分は不安定、一生の仕事に出来る人はごく限られた方、と答えておきます
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