資格に関しては前の回答者のとおりなので『ブラック』について。 旅行業界は「薄利多売の業界」です。旅行業者が独自に商品を開発し販売しているわけではないので、利益が出にくい業界のひとつです。 そうなると、仕事の割に「給料が安い」となるわけで、就職後3年以内の離職率が他の業界に比べて高いです。 これらの業界事情を理解したうえで、かつ、どうしても就きたいのであれば、大学の学部選択は特に関係ありません。語学力は当然問われるとして、国文学だから就職できないわけではなければ、観光学だから就職できるわけでもありません。旅行業界への就職にこだわるのであれば、大学よりも専門学校の方が過去のツテが豊富な分、有利と言うことはあります。
どんな資格でも、持っていて不利になることはない。とはいえ、持っていたら確実に有利な資格もない。旅行に関する資格(例:旅行業務取扱管理者)でも、持っていなければ仕事ができないことはないので、入社してからとれば十分間に合う。無理してとる必要もない。たとえ持っていても、人物重視なので、採用されないことは多々ある。 学部もどこであっても関係ない。理系もいれば農学部もいる。今は学閥もあまりないし、あまり気にしない方が良い。 基本的に新聞紙上を騒がしているようなブラック企業のような環境では全くない。100%とは言えないが時間外はついているし、休日出勤があれば振替がある。給料もすべての業種の大卒平均程度はもらえている。ただし、上を見ればきりがない。旅行業界は他の職種と比べ忙しいし、時間の余裕が少ないのも事実。それに比して給料が少ないと感じるのも事実だろう。 そのことをとらえて「ブラック企業」と感じるかどうかは本人次第ではないか?
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