中央法規は、複数の大学と複数の職種の管理職が、担当別けをして、テキストを書いています。テキストには、誰がどこを書いたかキチンと明記されています。 それぞれの著者が自分のページに責任を持って書いているので、読む方には安心感があります。構成も著者同士で話し合われているようで、良く考えられています。また、豊富な実務経験により、実例にそって書かれているので、現場での活用範囲が多く、何よりもわかりやすいです。 それに、その年度の試験範囲に合わせて、法改正と制度改正があれば、必ず版を変えて、販売しています。中央法規であれば、間違いないと信頼できます。 ただ、試験年度に合わせて、最新版を購入した方が良いです。これは、中央法規に限ったことではないです。細かい点で、去年とは法律と制度が変わっていることが多いからです。変った所からも出題されるので、見落とすと合格点に対して厳しくなります。介護支援専門員の試験は、そんなに甘くないので。 一冊読めば合格できるのは、元から合格できる実力のある方だからです。介護支援専門員は、開業医でも受験されています。まずは、過去問を何年分か試験時間に合わせて解いてみて、ご自分の実力を確認して下さい。本試験は、他人が問題を解いてくれるのではないので、他人のことを気にしても仕方ないです。本試験会場で教え合って問題を解こうものなら、すぐに失格になりますよ。本試験会場は、孤独な戦いの場です。これなら合格できると自信が持てるまで、可能な限り勉強された方が良いと思います。
試験に合格できるかどうかは、ご本人の現在のレベルと試験の求めるレベルの間を埋められるかどうかです。 埋めるための方法も、埋めるのに必要な時間も、絶対的なものはありません。 モチベーションも勉強できる時間もそれぞれ違いますから。 中央法規は試験を作る側になることが多く、中央法規から出されている参考書を網羅できれば、その中から問われることが多いのは事実ですし、予想問題集のレベルは本試験のレベルに近いとも言えます。 ただし、色味が少なかったり、その分野に明るくないと、読み進めるのにつらい人もいると思います。 大切なことは、問われる知識を得ることなので、参考書や問題集はぱらぱらとめくって、ご自身に合うものが良いと思いますよ。 従って、「絶対」に合格できる参考書は、存在しません。
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