タクシードライバーについて。

Question

タクシードライバーについて。高校生です。タクシードライバーに興味を持ちました。タクシードライバーについて調べてみると、若者が目指す職業ではないという書き込みがチラホラ見受けられるのですが、それはなぜですか。

Answer 1

30代前半のタクシー運転手です。
入社時はギリギリ20代でした。
今ちょうど1年ほどになりますが、お客さんからでさえ言われますね、若いのになんでこんな仕事を……って。
失礼な話です(´A｀)

ただ、実際やってみて、まっさらな若者がやるのにはなかなか難しい仕事だなぁと感じることはあります。
一番の理由はやはり接客面です。
利用者の幅が非常に広いため、接客にはかなりの臨機応変さが求められます。

社長や政治家など社会的地位の高い人、要介護の高齢者、お水のおねえちゃん、ベロンベロンの酔っ払いなどなど、本当に様々な人に対応しなきゃいけません。
しかも、タクシーの中ってちょっと特殊で、公共交通機関でありながらある種のプライベート空間でもあるので、外ではまずしないような態度を取って来る人も結構います(良くも悪くも)。

なので、ある程度は社会経験があって、多少のことでは動じない根性が身に付いてからでないと、何より一番大切な「安全運転」を落ち着いて出来なくなってしまうんじゃないかと思うのです。
泥酔したヤクザみたいなオッサンに理不尽なことで怒鳴り散らされながらでも、自家用車以上に丁寧で安全な運転をしなきゃいけない、なんて考えてもらったら、少し想像がつきますでしょうか……
運転免許がなければ仕事ができない私たちにとって一番怖いのはお客さんより事故ですが、接客面で引っ掛かってしまうと、事故を誘発する原因になって危険極まりないです。

あと、将来性がいまいち読めないというのも正直ありますね。
最近はウーバー(一般人を運転手として登録する配車システム。知らなかったらググってみてください)もグイグイ日本に攻め込んで来てますし、自動運転の技術も急速に発展しています。
その辺の動向次第では、タクシー運転手という職業の需要が大きく減る可能性も、残念ながらゼロではないんですよね。
自動運転については、無人にする訳にはいかなさそうなのでまだ大丈夫ですが、ウーバーの方は割とやばそうです。
現役の中高年ドライバーはおそらく定年まで逃げ切れると思いますが、私たちと同世代～それ以下となると、どうなるか全く読めません。

面白い仕事ではありますし、近々団塊の世代がゴソッと抜けて大幅な人手不足に陥るのがもう目に見えてる業界でもあるので、興味があるなら是非ともチャレンジしてみて欲しいなと思います。
上の世代が減ったら稼ぎたい放題ですしねｗ

が、一度は別の仕事で社会に出て、色んな人に触れ、できればお酒の席なんかも体験して、それからもう一度考えてみていただきたいです。
その時には、いざとなったらまた他の身の振り方もできるように、先の事まで考えてから！

Answer 2

ロンドンだと尊敬される職業なのでしょうね。

個室で１対１になることで相手のホンネが出ます。
ちょうどバーのママが酔っ払いのサラリーマンの
愚痴を聞く風景を想像ください。

「会社なんてなあ！」
「あの上司はクソ、大馬鹿野郎だ！」
「俺の言う事を何にもわかってない」

なんて遠吠えの相手を延々と続けます。
なので前途ある若者には勧めにくいの
かもしれません。

でも本当に困った人にとってサービスの良い
運転手さんは救世主です。
「ご指名」されると生きがいを感じるなんて
声も聴きますよ。

まだ高校生なのでじっくり情報取集してください。
応援します。

Answer 3

それは人それぞれなので若者だから云々という事はありません。20代のタクシードライバーも沢山いるでしょうしね。ただタクシードライバーになる為には普通二種免許が必要です。自動車運転免許証を18歳で取得してから3年は二種免許は取得出来ませんから、最短でも21歳からしかタクシードライバーにはなれません。