アニメ、ゲームイラストの専門学校は評判が悪いところしか無いのですか？

Question

現在高2、関西住です。
将来はライトノベル等の挿絵や、ゲーム(具体的には乙女ゲーム)のイラストレーターになりたいと思っています。

時間があまり無くて、きちんと調べられてはいないのですが...

・HAL大阪
・大阪アニメーションカレッジ
・ヒューマンアカデミー
・バンタンゲームアカデミー

ネットで調べていると、上記の専門学校によく行き着きます。ですが、評判を調べるとどれもボロカスで...。

評判や希望職種への就職率が高い専門学校は無いのでしょうか？

Answer 1

実際に、イラストレーターを目指すのなら専門学校に行く価値は殆ど0だと思った方が良いです。

３ＤＣＧなどの、テクニカルな技術であれば、まだ幾分か専門学校に行く意味もあるのですが、

イラストレーターの場合、必要になるのは純粋な画力になりますが、基本的に専門学校のレベルはどこも低く、就職できるレベルにはならないと思った方が良いです。

質問者さんの場合、一番目指すべきは専門学校ではなく、
有名（ここ重要）な美大・芸大になります。

それも行ったら凄い事を教われると言う事はありません。
高い画力が無ければ入学できないから、結果的に入学できればある程度の基本が出来ていると見做されて就職活動時に有利になると言うだけの話です。

ですから、レベルの低い美大・芸大なら行く意味が無いと言えます。

ちなみに参考程度に、

http://tuccom.com/vip/chishiki/23071.html

一番レベルが高いとされる東京芸大の試験です。

イラストレーターを目指す場合、遅かれ早かれ、それ相応の画力は求められますから、自分がプロを目指せるだけの資質があるかどうかと言う点を測る意味でも、
まず、美大・芸大を目指すと良いでしょう。

逆に、入れない程度なら、その道では食っていけないのがハッキリしているので、素直に別の道を探す方が良いよ？とは思います。

まあ、要するに、専門学校へ行く位なら、
今すぐにとっとと美大の予備校へ行く方が良いよ。って事です。

Answer 2

＞評判や希望職種への就職率が高い専門学校は無いのでしょうか？

残念ながら、ないと思います。

＞ライトノベル等の挿絵や、ゲーム(具体的には乙女ゲーム)のイラストレーター

まず、基本的にこれらの職業は、「就職」自体がほとんどないです。

特にライトノベルの挿絵については、ほぼ100％フリーランスのイラストレーターに外注していると思いますので、「ライトノベルの挿絵を描ける就職」はそもそも存在しないと思ってください。

乙女ゲームのイラストレーターは、少なくとも100％外注ではないですので、多少は社内イラストレーターが存在します。でも「多少」です。

質問者様が目指す職業は、基本的に「就職する仕事ではない」と思ってください。フリーランスが大半です。
なので、就職したいなら、別の仕事を選んだ方がいいです。

イラストレーターになりたい場合の進路等についてブログに書いてますので、よろしければどうぞ。
http://tomangamichi.blog.fc2.com/blog-category-71.html

＞評判を調べるとどれもボロカスで...。

私自身漫画絵を描きますし、ラノベの表紙やゲームのキャラデザをやったこともあります。（すべてフリーランスです）
その経験からいって、漫画っぽい絵は、少なくとも現時点では学校で学んで上手になるものではありません。

学べることがないわけではないですが、美大用予備校や、市販本で学べる内容以上のことは難しいと思います。
こちらも詳しくはブログに描いています。
http://tomangamichi.blog.fc2.com/blog-category-90.html

なので、こと漫画絵に関しては、専門学校でなく有名美大などを出たとしても、大学のおかげですごく上達するということもなく、就職率も漫画絵に関してなら、専門とそう変わらないと思います。

つまり、どうあがいても、独学で実力を上げるしかないと思ってください。
学校に頼ってどうにかしようというのは無理です。

Answer 3

現在は
「学びさえすれば誰でもプロ並みの画力が手に入る」
という手法がまだ発見されていないため
学校で学んでもプロになれるかは
本人の資質に任されてる状態です。

だから学校に入ってもプロになれなかった人は
半ば逆恨み的に「役に立たない」と言っているのです。

Answer 4

プロのイラストレーターは独学と美大卒で大半を占めます。
比重で言うと独学者のほうが多いでしょうね。

美大卒の方は元々絵を描くことが好きで美大に進学しているのですが、在学中にイラストを独学していますね。
美大卒の漫画家も同じで、在学中に漫画を独学しています。

そもそも美大ではイラストや漫画の描き方を教えてくれませんので、独学で何とかするしか方法がありません。

5美大に合格できる画力の持ち主であれば、漫画やイラストを描けるようになるでしょうけども、漫画であればネームとかストーリー、イラストであれば創造力やセンスと商才が絡むので、単純な画力勝負だけではプロには届かないということです。

それ以外は中高生の間に独学か社会人をしながら独学ですね。
独学できる人は何をどうすれば絵が上達するのかを理解していますので、専門学校に行く必要性を感じません。

専門学校には絵の勉強方法が分からない方が沢山集まります。
なので生徒さんの画力レベルは相当に低くなります。

元々大して絵を描かない方が専門学校に行った所で殆ど上達しません。
上達するには講義以外でどれだけ独学をされているかによります。

学校で得た知識を元に独学をする行為とネットや書籍で知識を得ながら独学する行為は一緒なので、結局専門学校に行く価値はないです。

なんと言いますか、大抵はプロの描いた絵の真似から始めて版権絵を描いているうちに上達するでしょうけども、そうならない方は根本的に絵描きとしての資質を持ち合わせていないかもしれません。

ラノベ挿絵家は漫画家と同じ個人事業主としての仕事なので就職というのは存在しません。

ラノベ大賞のコンテストに応募して大賞を取ったり売り込みをしないと仕事はもらえませんし、相応の知名度がなければ依頼されることもありません。

コンシューマ系のゲームキャラデザは中々空きがない上に採用されにくいです。
企業が欲しているキャラデザを描けるかどうかの実力主義ですね。

少なくともPixivランカーや夏冬コミケで壁サークルくらいにならないとゲーム業界のキャラデザは通用しません。

壁サークルクラスになるとゲーム会社で社員するよりも、フリーランスの絵師としてイラストや同人活動をしたほうが儲かるでしょうけども。