地図に携わる仕事に就くにはどういった資格が必要になりますか？また、地図関係の仕事はどんな事をされてるんですか？

Question

地図に携わる仕事に就くにはどういった資格が必要になりますか？また、地図関係の仕事はどんな事をされてるんですか？

Answer 1

資格としては国家資格の測量士・測量士補が必要です。土木建築系の高校・大学・専門学校で測量学及び実習の単位を取れば測量の実務を規定年限以上行えば資格を得られます。国家試験で取得する場合は、かなり厳しいです。土木建築系の学校から会社に入社するのが主です。

地図関係の仕事は主に
1.住宅地図作成のゼンリンのような会社（割合少）
2.道路地図作成会社...出版社の協力会社
3.国土地図や官製の地図を作成する測量会社（主に大手・中規模）
4.公官庁の色々な管理用地図作成する測量会社または設計会社
5.土木・建築・農林などの工事用の地図を作成する測量会社または設計会社

に大まかに分類できます。

地図作成は飛行機から写真を撮って地図を作成する航空測量（上分類1～4）。
航空機の空撮写真から機械で元図を作り、実際に人が現場で対象物を視認し補足して作ります。
それと、人が測量機器で実際に対象物をはっかて地図を作成作成する実測があります。（分類4.5）

上記に説明した過程で地図を作成すると、
昔は墨入れと言ってましたがトレーサーがトレス（清書みたいなもの）を行います。
最近はコンピュータの発達により、この作業はあまりありません。

ざっとですが、「地図の作成」としてはこんなところです。
ただ、「地図作成」限定に考えると、ゼンリンのような会社は別として、測量・設計または調査会社の業務の一部で行っているのが一般的です。