私は社会福祉士・精神保健福祉士です。 仰せになるっている『ケアマネ』とは介護支援専門員の事を指していらっしゃるのでしょうか? であるならばケアマネ自体は国家資格ではありません。 しかし、社会福祉士、精神保健福祉士その他の国家資格を持っている物がケアマネをしているのであれば、そのケアマネは社会福祉士、精神保健福祉士その他の国家資格を持っているので『国家資格を持っているケアマネ』ということになります。 ケアマネジメントってソーシャルワークより派生した援助技法にしか過ぎません。 ケアマネの受験資格はいろいろな職種で受験資格が得られますが、本来ならば援助技法の性格上においてはソーシャルワーカー(社会福祉士・精神保健福祉士)が独占してもいいんです。 ところがソーシャルワーカーの資格である社会福祉士・精神保健福祉士の母数が少ないので、社会福祉士・精神保健福祉士に限定出来なかったという経緯があります。 本来ならばソーシャルワークから派生した援助技法なら、基礎学問である社会福祉学を高度かつ専門的に学習した修士・博士課程修了でようやくケアマネジメント、ケアマネジャーになるべきです。 ところがケアマネの受験資格としている国家資格の中には看護師、理学療法士などのリハビリ勢、介護福祉士は専門卒で国家資格の取得が可能です。(社会福祉士・精神保健福祉士も専門卒で取得できますが、基本的には実務経験を含めて基本的には最低4年必要です。) これは介護保険制度の運用を行うためにマンパワーの問題があって国が基礎資格を限定出来なかったために、姑息的な手段で学歴を問わずに資格ケアマネ資格制度を創設してしまった名残です。 前述の如く、ソーシャルワークの専門的分野ならソーシャルワーカーが高度専門職教育を修了しておくべきですが、以上のような歴史的背景があったのです。 このままケアマネが国家資格化されて黙ってないのが社会福祉士・精神保健福祉士のソーシャルワーカーです。 もし、ケアマネを国家資格にするなら社会福祉士・精神保健福祉士に合わせて社会福祉学を基盤にした学問を修士レベル以上に学習を要することになった場合は国家資格化を容認するでしょうね。 でも実際はマンパワーの問題もあるので、到底無理です。 ですから、ケアマネは国家資格になりません。 現状で国家資格化したら世界のソーシャルワーカーから笑われ者にされますよ。 合格率が低いのは、ケアマネは本来は高度な知識と援助技術を要するのに、学問の追い付かない人が背伸びしたり、記念受験をするから合格率が低いんです。 数字(合格率)だけ知っていて、その中身は検証しましたか? 以上のことより、最近ではケアマネの『国家資格化』の前に『不要論』が出てきました。 私はマンパワーの問題を度外視すると不要論に賛成です。 あくまでもソーシャルワークから派生した援助技法なんですから。 また誤解を恐れずに言いますと、もし私の言ってることが否定されて、ケアマネが基礎資格問わず国家資格化されたら私ら社会福祉士・精神保健福祉士の国家資格者が学歴の低い単なる資格者に否定されることになります。 こっちはソーシャルワークの勉強の為にそれらの人以上の学歴を積んで、それらの人以上に合格率の低い社会福祉士、精神保健福祉士の国家試験を合格してるわけですから、今まで看護師業務、リハビリ業務、専ら介護やってきた人達にちょっとケアマネの勉強をしたからって偉そうに俄ソーシャルワーカーになられたくないですよ。
ケアマネージャー試験(介護支援専門員実務研修受講試験)は、福祉や医療関連分野の国家資格を保有したうえで、5年以上の業務経験がある方が受験できる試験です。ステップアップや知識向上のために受験される方が多く、取得すれば活躍の場が広がります。 第1回(平成10年度)のケアマネージャー試験の合格率は44.1%でした。しかし回を重ねるごとに合格率は下がり続け、ここ最近は20%を切っています。平成27年10月に実施された第18回試験では、合格率は15.6%でした。 介護福祉士試験では合格率約6割、社会福祉士試験では合格率約2割ということを考えると、比較的難易度が高い試験かもしれません。 https://www.u-can.co.jp/ケアマネ/column/column03.html
違います。公的な資格とでも言うんでしょうか。 各県レベルで証の管理をしています。証に県知事名が記載しています。 ブラッシュアップの研修がやたら多く大変ですが、最新の知識は身につけれます。
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