業務委託について詳しい方、お願いいたします。

Question

業務委託について詳しい方、お願いいたします。図書館の業務を委託している会社でパートとして働いています。少し、おかしい会社なのではないかと不安に思い、質問させていただきます。以前、同じように図書館の業務を委託している会社で契約職員として働いていました。その会社のときは、図書館の業務を委託されていましたので、委託元の会社からは業務を管理する責任者が月に3回は図書館のほうに巡回に来て、指導されたり、また、会議などがありました。
契約は1年更新だったので、契約が切れる1ヶ月前になると、契約更新の手続きのための書類が送られてきましたし、契約書もいただきました。
それがふつうだと思っていたのですが、今の新しい会社では、そういったことがまったくないのです。委託元の会社の人は、初日に私を業務を委託された図書館に連れてきた日以来、一度も図書館に来ません。私はどこに雇われたのかわからなくなるほどです。月末にタイムレポートを会社に送信して終わりです。そして、更新手続きのための書類も送ってきません。2ヶ月間の試用期間のあと、契約が更新され給料が上がるということになっていました。手元にある契約書では契約期間が2ヶ月間になっているため、とっくに切れています。会社に問い合わせたところ、「2ヵ月後双方問題がなければ、継続ということになっていましたので継続していただけると考えて、何もこちらからお知らせせずに継続の手続きをしてしまいました。申訳ありません。」とだけメールがきました。契約書を私のほうに送るという頭がないようです。これでもいいのでしょうか？さらに、通常、業務委託というのは、私は委託元の会社の指揮命令で働いている。ということですよね。ところが、仕事についても図書館のほうにおまかせ・丸投げされており、図書館の指示に従ってくださいということになってしまっています。こういったことは違法なのではないか教えていただければ幸いです。ややこしくなってしまいましたが、詳しい方、見解をおねがいいたします。

Answer 1

いうまでもなく過去の契約先がまともに近く、現在の契約先は巡回指導に来ないことでルーズというより、関係法令に引っかかった際の摘発を怖れて契約書を手渡さない確信犯の可能性すらあります。

質問者さんは、委託元に雇われていながら実質の職務は絶えず委託先の指揮命令の元でなさっている実態は完全に「偽装派遣」(違法)であって、委託元が委託先と交わしている「業務委託契約」は人材派遣登録業者にしか行えない「派遣契約」でなければならないのです。

もっとも、このことで就労者である質問者さんにまで火の粉が飛んでくるわけではなく、仮に委託元が摘発を受けた際にはその後就業契約を誰とどう結び直すか、の問題だけが発生することになります。

※偽装派遣からくる弊害にはいろいろあって、質問者さんの場合は超悪質なケースに発展するとも思えないですが、ルールはやはりルールです。。。

【ご参考】
http://www.asahi-net.or.jp/~RB1S-WKT/qa2136.htm

多羅尾 判内

Answer 2

業務受託会社の社員ですから、雇用契約書はもらっておきましょう。個別の契約書がない場合は、その会社の就業規則があなたの労働条件になります。就業規則も確認しておく必要があります。

今年の3月に労働契約法が施行されましたので、会社もそういったことをきちんと整備しておかなければなりません。

業務の状況から考えると、派遣社員のような立場ですので、受託、請負には該当しないでしょう。いわゆる偽装請負のような状態です。

あなたがその会社の社員で、その会社が特定派遣（社員のみを派遣する会社）の届をしていれば問題ありませんが、会社が派遣業の届出、許可を受けていなければ違反になるでしょう。