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教員採用試験の高校社会で2つの自治体から採用をいただきました

教員採用試験の高校社会で2つの自治体から採用をいただきましたしかし教職大学院に進みたいと考えています ただせっかく受かったのだから教師になればいいじゃないかという声も多いです 修士をとりたくて将来的には私学も狙っています この判断は良いと言えるのでしょうか

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ID非公開さん

回答(2件)

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    教職大学院を現役で修了した者です。以前説明したことがある内容ので、流用しますね。 ざっくりとまとめ 自分がもっている知識をいかにして生徒に伝えるか(指導方法)を勉強しに行く場所。指導内容がわかっていることと、相手が理解できるように指導するというのはまったく別の話です。この部分に不安を感じているのならば、ぜひともおすすめです。それ以外のただの資格がほしいという理由では、かなりつらい進路になるかと思います。 - - - - - - - - - 大学院は、一般的な大学院と教職大学院も、基本的に「研究」をする場所です。どんな課題や問題が教育の世界であるのか。もしくは、自分自身の能力にどういった課題を抱えているのか。それが明確にない人は、惰性で進学したとしても、2年間という時間は苦痛となります。なので、今もし大学院で研究・解決したい課題や問題がないのならば、現場に出て(就職してから)、なんらかの課題に直面してからでも進学は遅くありません。学費は自己負担で払わないといけませんが、勤務の中での研修の一貫ですので、お給料をもらいながら研究できるので、うれしい限りです。 私の場合は、教育学部ではなく、他大学の工学部出身でした。学習内容に関する知識はもう十分すぎるほど、みっちり4年間勉強しました。しかし、その反面、教職に関する単位は最低限しか取る機会がありませんでした。専門知識はありますけど、それを伝える指導力に不安を覚えてました。(つまりこれが私の課題であり、研究内容です) そのため、教育学研究科の門を叩き、この教育に対する私の課題を解決するために、2年間の研究・実践に励みました。 私個人の感想になってしまいますが、先に教職大学院で学んでおいてよかったです。 「現場で働きながら体に叩き込め」といった現場実践至上主義がよく叫ばれてますが、それってある意味「生徒の学びを十分行えない指導力のない状態でもいいから、現場に出ろ」っていうことですよね。研修もなしに、いきなり現場に出て一人前として相手に扱われる仕事は、教員くらいしかありませんよ。生徒からしたら、非常勤講師だろうと初任者だろうとなんだろうと「先生」なんですから。 そのへんは自己満足の範疇になると思いますけど、「せめて自分で出来る限りがんばったあとで、教壇に立ちたい。」そんな思いで私は大学院に進学しましたね。そこでメキメキと力をつけ、同時に、多くの仲間と多くの"横"や"縦"のコネを得ました。これは、現場に直接出ても絶対に得ることの出来ない大きな収穫でした。私としては、これが「最大のメリット」だと思います。(詳しくは私の別回答を参照で) - - - - - - - - - 私の今の勤務校(高校)で、教育学部卒ストレートで教員になった、私と同じ科目である化学の教員がいました。 教育学部では、自学自習しない限り、大学入試以降に専門教科の勉強をする機会が乏しく、やはり専門知識が足りなくて、四苦八苦していました。 また、受験の傾向対策といったテクニックばかり学んでいた高校時代の知識だけでは、どうしてその分野の勉強をしなければいけないかといった動機付けの部分や、科目内の単元ごとの関連性・系統性を見出すことが難しく、ただ知識や教科書の羅列のみの授業展開になりがちです。高校教員の要である専門教科の理解度が低いと、生徒からの質問などにも答えられず、信頼も得られにくく、他の分掌業務や部活動顧問などといった仕事も相まって、残業を"しっかり"しないと業務自体が回らなくなります。いわば、「ブラック」といわれる所以の始まりです。 「働き方改革」の下で、幾分か年休などは取りやすくなりましたが、根本的に、高校の場合は、教科教育ができないと生徒の信頼を得ることはできません。 こういった現場の声に慣れるように、その方なりにがんばったのですが、限界がきたのでしょうか。3年目の夏(ちょうど今月)に、退職届を出し、実家に帰られました。私としても、初めての「後輩」なので、その方の仕事を一部請け負ったりと、サポートはしたつもりなのですが、本人の理解度は、本人のやる気次第なので、どうしようもなかった部分はあります。 こういったミスマッチを防ぐため、私が提案できるのは、「指導内容」(専門教科への理解度)と、「指導方法」(授業計画や操業の仕方)が一応に現場のニーズにマッチしているかという点です。 このどちらかが満たされていない場合については、現場でなんとかはたらきながら、生徒と一緒に成長していくしかありませんが、その適応ができなければ、こういったミスマッチも起きることも事実としてあります。こういったことを防ぐために、現場経験を半分得ながら教育的な指導スキルを大学院で受けられる教職大学院は格別なものです。 自分自身の課題があることに気づいたときや、研究したいテーマがあるならば、是非進学おすすめですっ! ちなみに同期(学部上がりのストレートでマスターになった者)のうち、大学時代に教員採用試験に合格してから大学院にあがったもの(採用留保者)は10人中4人いましたよ。割とざらにいましたので、特に気にすることはないかと思います。 それを踏まえたうえで、進路選択がんばってねー!良ければ私のほかの回答も見てくださいにゃ。

  • 大学院進学なら採用猶予があると思いますので、それを使うのも手かも。 将来を考えるなら教職修士より教育学修士ですけどね。

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