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①ギャラ事情 ②事務所の人間関係 ③事務所の営業力不足 ④事務所との方針の違い 主にこの４点だと思います｡ ①声優のギャラ単価は ランク制＋業界の相場に基づいて決まっている 特にアニメ中心の声優は 国民的長寿アニメ番組レギュラー声優を除いて 確実に年功序列です｡ 声優界では デビューして最初の３年間は新人 １０年間は売り出し期間中の若手になります｡ 事務所としてはギャラ単価を安く抑えることで 制作元に起用されやすい人気声優を育てる期間 若手声優のギャラ単価は３万円位なので 若手の間はどんなに超人気売れっ子声優でも 声優の仕事だけでは大した収入になりません… タレント・アイドル活動に熱心なのはその為で 声優以外の仕事もしないと生活は厳しいです｡ 芸歴１０年以上になると人気実力に関係なく 自動的にランクUPしてギャラ単価が高くなり 本格的な淘汰が始まります ここで生き残り勝ち残った中堅声優は 上限Ａランク(５万円位)まで昇級します その後… 芸歴２０年程度でランク越えを果たします｡ (自信のないベテラン声優はＡランクに留まる) 若手〜中堅の間に事務所を辞めるのは この年功序列ランク制に不満があるからです｡ 要は自分は人気売れっ子声優なのに何で安い？ もっと高くても売れる筈だという自信家です｡ どこの事務所も同じだろうけど 単発の仕事ばかり多くても 持ち役(今後もずっと続ける作品)が無い声優を 特別扱いはしないと思います｡ 独立フリーになった時点でランク外の声優です 『ノーランク』と呼ばれる階級になります｡ ノーランクの椅子取り競争は苛烈を極めます… 若手〜中堅の間は事務所に守られているが ノーランク以上になると完全実力主義です｡ ギャラ単価も６万円以上になります(要交渉) 自分自身が個人事務所の社長なら 声優事務所に支払われる料金も自分に入ります 要は土建屋の一人親方と同じです｡ 事務所に所属している時よりも独立した方が 『自分の実力』で効率的に稼げるのです｡ ただし１００％自己責任 一人なら自分で仕事を全て持ち抱えるハメに マネージャーを雇う…事務所オフィスを借りる 何をするにも負担も出費も多くて大変です｡ 本当に実力のある人気売れっ子声優じゃないと 実際かなり難しいと思います｡
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理由は主に2つあります。 事務所の移籍先がきまったため退所するが、すぐに移籍をすると業界的に角が立つ場合（つまり旧事務所として放映していたアニメがあり、主演級でありイベントなどがきまっているなど）、イベントに出る段階で事務所がかわったりするとまずいので、そういった場合、一時的にフリーになり、新しい仕事から新しい事務所にお世話になって、そこで移籍発表するなどですね。つまりつなぎとしてフリーになるというパターンです。女性声優に多いです。 もう１つは完全に独立して自分で会社を作る場合。フリーといっても個人事務所なんです。マネージャも自分でやとっていて、形式上は会社になっている事が殆どです。フリーになれば仕事をとりにいくのは自分でやらなければなりませんが、１００％収入が自分にはいるので、業界とのパイプが深く、仕事が沢山くる状態であればフリーになったほうがシンプルにいうと（大変ですが）もうかるという事です。それに仕事も選べます（フリーなので）。 そのどちらかですね。
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