アメリカの高校や大学の日本語学科で教える側として働くにはどうしたらい

Question

いですか？

漠然とした質問ですみません。

Answer 1

まず、永住権を先に取得することですね。

高校の日本語教師に対して、ビザサポートはしないです。高校教師って、比較的給料の安い職業なので、ビザサポートするほどの職業ではないです。
私の住んでいる市の高校では、日本にＪＥＴ（ＡＬＴ）で英語を２年間教えに行ったアメリカ人が、帰国して初級日本語を教えています。

大学で日本語を教えているのは、大学院生のＴＡ（Teaching Assistant）か非常勤講師です。アメリカの大学では「日本語学科」は無いです。「日本文学」か「日本文化」や「日本の歴史」、「日本経済」を研究している学科はあります。でも、「日本語」そのものを研究している学科は、言語学科以外はほとんどありません。
なので、日本語を学生に教えているのは、大学院生か、既に永住権を持っている日本人の非常勤講師です。非常勤講師は大学の専属教授ではないので、大学は永住権スポンサーになりません。

なので、まず、アメリカの永住権を取得しない限り、アメリカで日本語教師として雇ってもらえません。（もちろん、永住権の次に必要なのは、日本語を教えた経験年数、など。）

Answer 2

残念ですが、無理です。
日本語教師という職業では、就労ビザのスポンサー（保証人）になって雇ってくれる学校を見つけることができないからです。

アメリカには外国語大学も日本語学科もありません。日本文学を研究する学部が幾つかの大学にあるだけです。
日本語は、総合大学の選択科目として、非常勤講師が細々と教えているのが大半なんです。
高校では専任教師がいるのは極少数の私立高校だけ。公立高校では永住者が複数の高校で掛け持ちで教えています。

日本経済がコケているせいで「日本語を勉強したい」というアメリカ人学生が少ないからなんですよ。
日本のバブル期には、Japan as No.1に触発されて、大学や高校に日本語クラスがたくさんできましたが、失われた20年で受講生が減少し、クラスを維持できる最低人数を満たさなくなって、殆どが閉鎖されてしまいました。

アメリカ人は実利主義ですからね。
将来的に役に立つフランス語やスペイン語、国の経済発展が目覚ましい中国語なんかのほうが人気があります。
現在、日本語を習いたいというのは、日本のマンガやゲームに興味がある一部の人だけのようです。

だから、日本語教師として働きたいなら、アメリカ人と結婚して永住権を取得するか、年１回実施される永住権抽選に当選するか、ぐらいしかありません。
それでも、生活できるほど稼げないようです。

Answer 3

やめたほうがいいです。

需要が少ないからね。

私の大学で日本語を教えていた日本人女性がいましたが、彼女によると、

「Aをくれるのなら、次のクラスもとってやる。A以外なら、これでやめる」とかいって、生徒におどされているとのことでした。

大学には、クラスが成立する最低の人数がありまして、それを満たさないと、廃止になるのです。

生徒にそこをつかれて、おどされているというわけです。

やりたいと思えないでしょ？？