工学部の人が就職すると工場に配属されるってよく聞くんですが、あの、生産のライン作業をやることになるってことですか？

Question

工学部の人が就職すると工場に配属されるってよく聞くんですが、あの、生産のライン作業をやることになるってことですか？

Answer 1

一般的には工場での生産ライン作業要員としては高校生を採用するんです。

よく知恵袋で「大企業に入れるからFラン大学に行くより高卒の方がマシ」だなんてイキがってる高校生がいるでしょ。
生産ラインでの厳しい作業にはそんな彼等を使うんですよ。
彼等は内定通知を出せば喜んで入社するから、お手軽で丁度良いのです。
まあ大企業に入社したって喜んでいられるのも入社式までですよってことなんですよね。

一方の大卒者には大学時代の専攻などを勘案して配属を決めます。
工場での配属部署は例えば生産機械のメンテナンスとか工場内外の環境整備など、工場の運営や生産力の向上を担う生産技術職が多いと思われます。
生産技術職要員は工場における生産には絶対欠かせません。
その証拠にどこの大学の工学部でも機械工学や電気工学などのいわゆる機電系学科の学生の就職状況は他学科の学生よりも良いですよね。

大学新卒者をいきなり生産ライン作業に配置する企業はまずありません。
そんな企業は理系学生にはただ嫌われて避けられるだけです。
学生から「あの会社はそんなことするんだ」ってね。
また製造原価抑制の観点からも大卒者より給与額の低い高卒者をラインに充てるという意味も含みます。
ただし新人研修項目のひとつとして、研修中の短期間だけ生産ライン作業に就かせて実際に汗をかかせる経験をさせる企業は多々あります。

また入社後数年経っても業務成果を上げられずにパッとしない社員には配置転換として生産ラインのある部署に異動させることは普通のお話です。
ですから新人研修を終えた配属後にお荷物社員にならなければ、恐らくその後定年までライン作業はせずに済みますよ。

Answer 2

大学が底辺だとか自分から生産部を希望しなければ、配属される事はほぼ無いと思います。
大卒は管理候補や頭を使う仕事の為に高卒より高い給料を払うイメージです。

そして新入社員研修で全ての部署に行かせる会社はあります。
今ある製品を知らないと新しい物を生み出せないとか営業できないとか言われて。

あと極稀に、あまりにも使えなくて工場ラインに行かされる事もありますね。

Answer 3

その噂は文系の偏差値下の方の人が流してる作り話ですよ、笑。

工学部の人はライン工のやる作業は入社時に会社の仕事を覚える時に
ちょっと（数日？）やらされる程度かまったくやらないかどっちかですよ。
工場が職場として就いても、工場長とかその下くらいで、作業員を
管理する方ですよ。もっと上の人は機械の設計開発とかそういう仕事をします。

それより、文系の下から１/５くらいまでの人の方が悲惨ですよ。
『営業』か『事務』くらいにしか成れなくて、『事務』職に就ける人は
ごく僅かなのでほとんど『営業』しかも、ルート営業（決まったお客さんとやり取りする）じゃなくて、飛び込み営業（新規のお客さんを探してくる）
の場合は営業成績が悪い（開拓した新規のお客さんの数が少ない）と首に
なる場合もかなりあります。そうなると、営業の仕事も出来なくて、最後には
コンビニ店員とかになっちゃいます。もともと『営業』って中卒でもやってる人いるレベルの仕事なんです、笑。

Answer 4

それこそ文系で例えるならば、

「国家総合職で採用されたキャリア官僚も、厚生労働省ならばハローワークの窓口で客対応をしたり、国税庁ならばマルサとして銀行などに行ったりするのですか？」

と聞いているようなものです。

答えとしては、最初の数年間は現場業務を把握するという目的で、配属になるかもしれませんが、現場の仕事をするというのは最初だけだと思います。

若手でなくても、地方に配属になることはありますが、それは地方の幹部としての配属であり、その地方における業務をコントロールする仕事をします。決して昇進しても現場の職員に混ざって、ノンキャリアの人たちと同じ仕事をするわけではないです。

工場も同じです。工場も現場作業員だけでは成り立ちません。

組織的には、工学部卒は最初の期間は業務把握のために現場もあり得ますが、それ以降は仕事が全くできないと評価されたら別ですが、一般的には工場全体を管理して、工場の生産効率などを上げていくなど仕事となります。