23卒です。2つの観点から回答いたします。 ①学部と内定業種なども併せて教えて頂きたい >経済学部 >総合職(日系)/フロント部門(外資)/研究職(日系研究所) >日系:メガバンク3行のうち、2行の総合職及びSE職 外資:2行(フロント) 政府:2行(総合職) 研究:日本の大学院(教授推薦)・研究所(教授推薦) ②一般論 >一括りに「金融」と言っても、銀行ー證券ー保険など様々な業界があります。故に、銀行業界と保険業界では使っている言葉も違うし、営業職と運用職(例えばマーケットで債券取引をしている人)では使っている言葉が違います。 よって、結論としては「金融用語の知識はなくて構わない」です。 一方で、マーケットがどうやって動いているのか、現状の経済がどういった状態で、先行きをどう見ているのかは、ざっくりと知っておいて損はないです。 とはいっても、「具体的には?」と言われそうなので、個人的に覚えておいて欲しい点、読んでほしいものを書いておきます。 ★金融市場基礎用語 >金融市場は、短期金融市場と長期金融市場に分かれています。もう一つの括りとして、債券・株式・為替市場があります。横軸に短期・長期を、縦軸に債券・株式・為替を置いて、全部で2×3=6セルできると思いますが、ここに「○○市場」という具体的な市場名を入れていくといいと思います。 本としては、短期であれば「東京マネーマーケット」、長期であれば「金融マーケット予測ハンドブック」を少し見ておくと完璧です。 そのうえで、イールドカーブという言葉は覚えておきましょう。これは金利の期間構造を示すもので、金融政策の肝となってきます。 ★現状と先行きの経済 >一番は日銀の「展望レポート」を読むことです。これの「基本的見解」だけでも抑えていると、他の学生とのレベルが違います。例えば、先行きの物価はどうなるのか、などについて、書いています。たまに「願望レポート」と揶揄されますが、それでも日銀の公式見解=市場の代表的見方ですから。 ★プラスアルファ >日経新聞・ロイター・ブルームバーグを読んでみましょう。いきなり全部理解しなくていいので、例えばロイターの各市場の「市場サマリー」とかを読んでみて内容を理解できるとbestです。 「★現状と先行きの経済」及び「★プラスアルファ」までできるようになると、少なくとも「ほかの学生とレベルが違うな」と思います。(後輩を見ていてそう思う。)ほとんどの学生は「金融=お金を融通して…」の知識で乗り切ろうとしますが、それは結果的にそうなっているだけで、実務ではありません。
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