大学の教員ってどこもブラックなんでしょうか。ちょっと長くてすみません。 自分は院生として、国立理系大学の教員の勤務…

大学の教員ってどこもブラックなんでしょうか。ちょっと長くてすみません。 自分は院生として、国立理系大学の教員の勤務状況を長らく見てきたんですが、、助教はたとえ任期なしでも実績(論文など)が3年ごととかにチェックされるようになっていて、実績が良くないと常勤のままではいられなくなります。 それでも授業の一部を担当してレポート採点したり、研究室の運営雑務をやったり、所属院生・学生の研究を主にサポートするのは助教ですから、 日中に自分の研究時間はほぼとれず、絶対に定時では帰れていませんでした。早く帰れても20時退勤くらいです。 教授は、学部1~4年の各授業、修士・博士学生の授業、それらの毎学期のテスト作成、追試再試などの追加実施に加えて、論文査読の依頼がきたり、所属学会の運営をやって、学術集会ではセミナーの座長をハシゴしたりしていました。 加えて自分の研究室に所属する学生を見るために、毎週学生のミーティングを聴いて、教員からも最新の論文を紹介して、卒研や学位審査の論文を定期的にチェックして、テーマの割り当てが飽和しそうなのに卒研生を大量に取らされて面倒をみて、 教員の定時は17時のところ、ほぼ毎日22時とかに退勤していました。 夏場は海外研修の引率で2週間くらいアフリカとか東南アジアに行っていますし、国際学会に出る学生がいれば指導者としていろんなところに付いていっています。 実験しに行ったら土日どちらも教授が大学にいたり、クリスマスやお正月もいて学生ながらビックリしたこともあります。 助教も教授も既婚の子持ちです。奥さんや小さいお子さんとの仲もすごくいい先生たちなんですが、なんだかご家族がかわいそうに思います。退官までこんな労働していたら、知らない間に子どもが大きくなって、あまり出かけたりしないまま奥さんもお歳を重ねて…となってしまいそうですよね。 研究が好きで有能な人だから、学生が就職するような化学メーカーなどでよっぽどゆるふわな働きかたを選べば、仲良し家族と暮らす時間が増えるのになと思います。 他大も、だいたいこんな感じなんですか? このワークスタイルの大学の教員ってどういうモチベなんですかね?

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回答(2件)

  • ベストアンサー

    国立大学が法人化してから,勤怠管理などが民間企業と同じ ようになりました。そして,夜,研究室の電気がいつまでも 消えない状況を労基署に告発した素人さんがいたそうです。 労基署は学部長のところに来て,きちんと勤怠管理をするよ うに命令したそうですが,学部長は「えっ!? 先生たちは 好きで夜遅くまで学生と研究や勉強をしているんですよ。」 と答えたそうです。それに対し,労基署の職員が「一体, どの世界に,夜中まで喜んで仕事をする人がいるんだっ!」 と怒鳴ったそうです。ま,そういうことですよ。 ただ,ご質問者の認識には若干の誤解があります。まず 助教。助教は研究専念を原則としています。というのも 准教授などへの公募応募で優位になるためには研究成果を 出さないといけない。だから講義は担当させません。教育 については実験と演習のみ。学内・学科内の雑用もほとんど させないのが原則です。ですから,空いた時間は自分の研究 を4年生などとする,というのが「まともな」大学の運用で す。ご質問者の大学の運用のことは知りません。 また,准教授・教授も研究が一番大事なので,講義と学内 雑用が終わったあとは学生・院生と勉強と研究をします。 時間が何時になるかなんてことにはほとんど興味がありま せんよ。教授によっては,夕食後にまた大学に戻ってくる 先生もいますし,出張して最終電車で戻ってきても,それ から大学に来て学生と打ち合わせをする先生もいます。 また週末や祝日も,必要に応じて大学に来るのは当たり前 ですけどね。平日は,独身の先生なら昼食と夕食は学生と 一緒に学食や大学のすぐ外の食堂や,ケータリングを利用 して一緒にとります。健康のためにジムに通う先生も, それが終わったらまた大学に戻ってきます。そもそも, 今准教授以上の年齢の先生たちは,学生のときは午前中 に大学にでかけて,夜中まで大学にいた連中ばかりですから 家族のパートナーもそんなことは承知の上ですよ。 今の学生のように平日しか来ない,夕方には帰る,卒論 よりバイトを優先するなんてことはあり得ない時代の人達 です。 確かに日本の大学の教授の雑用は多過ぎです。准教授のとき の4倍はある。米国の先生がサバティカル・リーブで日本に おいでになることがありますが,あまりの雑用にびっくりし ています。米国の先生は,教授会・入試監督と作題・学会 活動・委員会活動・出張などありません。一学期に1個か 2個の講義を担当するだけで,他は勉強と研究。朝から夕方 まで学生と勉強・研究をして,夕食後も大学に戻ってきた りします。 論文の査読なんて,たいした業務じゃありません。今の 教授を圧迫しているのは,研究費の外部資金獲得の事務作業 とか,学内のしょぉーもない委員会などです。入試とか学生 の対応がなくなれば,もっと研究はできますが,日本の研究 レベルが下がっているのは教授が忙しいだけではないことは 誤解の無いように。大きな原因は,博士課程の学生がいない こと,少ないこと。研究を実際にやっているのは教授では なく博士課程の学生です。米国の教授は一人で数名の博士課程 学生を持っていますが,日本の旧帝大であっても教授はそん なには博士課程学生がいませんよ。 さて,海外研修・・・おいしい話です。いまいる日本の大学の 雑用をしない期間です。夏休みに一ヶ月米国大学に行って, そこの博士課程の学生を指導して,1年以内に論文を書き上げる なんてのは,もう楽しくてしょぉがない。夏休みの行事である 高専編入・大学院入試の作題から採点・面接もさぼれる。それ 以外の委員会活動もさぼれる。こんなおいしい時間はありません。 特に,相手大学の先生から旅費がもらえたら,一ヶ月の研究の ための休暇みたいなものですから。

  • >大学の教員ってどこもブラックなんでしょうか。 全然専門外ながら・・・・ うーーーん、好きでやるとブラックはまず違うと思うんですね 目的のためにやるとブラックも違うと思うのですね 大学の教員って「ふつうは」のない仕事だと思うのです。 研究でめしを食うというのは自分との闘いになる 自分がもういいと思うときが就業時間 そういう道に望んで入る人たち だから頭で飯が食える あなたがその人たちの生態を観察して「君はどうする?」「普通のない世界やで」「3年かかった仕事を天才君が5分で抜きよる、それからまた3年頑張れるか?」 こういうことを決める観察現場みたいなところにいるんじゃないだろうか 好きならいいけど「ふつうは」のない世界 だから、大学はブラックだから残らないといえば、「あっそう、ぼくのために道を広くしてくれてありがとう、君も一般で頑張ってね」と言われる世界 そういうもんじゃないだろうかと思うのです。 余談でございますが将棋の世界 いよいよ王座戦が始まります。 神の子を止める第一のストッパーはトヨシマ 調子は決して悪くないけど神様にはなぜか連敗中 でも、今回は気合が違う。出来ることは全部やって止めにかかる そして現王座のナガセ 寝て起きてバナナ食って、それ以外は全部将棋で幸せな男 あなたのすすむ世界にも、フジイとかトヨシマとかナガセは必ずいます。俺たちブラックやねぇ・・・と楽しそうな笑顔で言うやつが必ずいる それが大学、それが研究じゃないでしょうか

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