高校教師の転勤について。高校教師の転勤はどのくらい希望が通るものなの

Question

でしょう。家族持ちなのに単身赴任で働いている教師を何人も見る一方、同じ市ばかり移動している教師もいるのでわかる方いたら教えて欲しいです。

Answer 1

県立高校の教員の場合は、地方によって異動のルールが
異なります。
以下は、私の住む県の場合です。

希望がどれくらいかなうかは、異動のルールの
兼ね合いと、他の教員の異動状況等により違ってきます。
「ある程度は希望が容れられることが多いが、
必ずそうなるとは限らない」
というところかと考えます。

都市部の進学校は転勤希望が多いのに対し、僻地の高校や
定時制高校は希望する人があまり多くありません。
そこで、私の住む地域では、異動のルールーを以下のように
定めています。

・1つの学校に連続して勤務できるのは、最長で8年。
・県をいくつかのエリアに分ける。
また、都市部の高校とそれ以外の僻地の高校や定時制高校の
2グループに分ける。
教員は、3地域と2グループの高校を必ず経験しなければならない。

異動の希望をとるときには、個別の学校名を指定することは
できず、地域とグループのみあげることができます。
これで、人事が回るようにしています。

従って、まだ僻地や定時制等を経験していない人は、
希望しなくてもそのような学校に転勤させられることが
あります。

一方で、希望する地域で退職や転勤する人が出なければ、
その地域に転勤することができません。
あるいは、一つの地域で大量に空きができれば、他の地域を
希望する人であってもそこに転勤させざるを得ません。
場合によると、誰か一人が急遽退職することになり、
玉突き的に次々と異動が決まっていくということも。

転勤希望先に空きができるかどうかは、半ば運任せという
所もあります。

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