内定辞退の撤回について。 内定自体を撤回するため、嘘をついてなりすましで内定辞退されたことにして企業に掛け合った場合、ど…

Question

内定辞退の撤回について。
内定自体を撤回するため、嘘をついてなりすましで内定辞退されたことにして企業に掛け合った場合、どうなりますか？企業は、なりすましの人間を訴えようとしますか？

Answer 1

元採用担当のおぢさんです。

もう随分と昔のことだったと思いますが、別の学生になりすましてメールで辞退連絡をした学生が逮捕されています。ネット検索しても正確な記事が出てきませんから、不正アクセス禁止法違反で逮捕された学生の氏名などは公表されなかったのかと思います。記憶も不確かです。

現実問題としては、加害者は会社に対して業務妨害をしているのですから普通の会社は許すはずもありません。また、辞退したことにさせられた被害者学生は内定という身分の復活がすぐに検討されると思いますが、会社も別の内定を出して採用人数が既に確保されていたら復活されないケースもありえます。

>内定自体を撤回するため、嘘をついてなりすましで内定辞退されたことにして企業に掛け合った場合、どうなりますか？
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どうやって辞退を連絡されたのかから始まり、（偽）被害学生の就活状況等もすべて開示させられるでしょう。大学・警察・応募先企業も巻き込んでの各々で聴取や捜査となりますから、バレる可能性はそこそこあるかと考えます。

初期の時点では、その学生が被害者であるという前提動きますから、名誉毀損罪、侮辱罪、詐欺罪、電子計算機使用詐欺罪、不正アクセス禁止法違反などが刑事罰として該当する可能性がありますし、何より世間が確実に注目しますので警察も動かざるを得ない事案といえます。また、（偽）被害学生が何らかの不利益を被ることになった場合には民事訴訟も周囲の大人はやろうとするはずです。

このマッチポンプ（自作自演）がバレたら、前述の例と同じく全国ニュースになり、その学生は当分の期間は就職・就労どころではなくなるでしょう。そこまでのリスクを積み上げるよりは、素直に辞退先に丁重な謝罪をして内定復活か再度の選考機会をお願いしてみるのが妥当かなと思えます。