saas型のクラウドサービスをやっている会社で、お客への自社パッケージの導入というのはSEは具体的にどんな仕事をするので…

Question

saas型のクラウドサービスをやっている会社で、お客への自社パッケージの導入というのはSEは具体的にどんな仕事をするのでしょうか？
導入はPGが手を新たに加えますか？

Answer 1

SaaS型のクラウドサービスにおけるSE（システムエンジニア）の役割は、主にお客様の要件に合わせたサービスの設定やカスタマイズ、システムの統合、および導入後のサポートを行うことです。具体的には、以下のような業務が含まれます。

①要件定義：お客様のビジネスニーズを理解し、それに基づいてシステムの要件を定義します。

②システム設計：要件に基づいて、システムのアーキテクチャやデータモデルを設計します。

③カスタマイズ：既存のSaaS製品をお客様の要件に合わせてカスタマイズします。

④データ移行：お客様の既存データを新しいシステムに移行します。

⑤テスト：システムが正しく機能するかを確認するためにテストを実施します。

⑥ドキュメンテーション：システムの使用方法や管理方法に関するドキュメントを作成します。

⑦トレーニング：お客様の従業員に対して、新しいシステムの使用方法を教育します。

⑧サポート：導入後の問題が発生した場合に対応します。

PG（プログラマ）の役割は、主にソフトウェアの開発や既存のコードの修正に関わることが多いですが、SaaS型サービスの導入においては、SEが行うカスタマイズ作業を支援する形で関与することもあります。例えば、特定の機能の開発やAPIの統合など、プログラミングが必要な作業を担当することがあります。

SaaSサービスの導入においては、SEとPGの役割が重なる部分もあるため、プロジェクトによっては両者が協力して作業を進めることもあります。また、SaaS製品によっては、プログラミングの必要なカスタマイズが少ない場合もあるため、PGの関与が限定的になることもあります。プロジェクトの規模や複雑さ、お客様の要件によって、SEとPGの具体的な作業内容は異なります。