1番抵当権が2番に順位譲渡した後に2番抵当権と3番抵当権の順位変更をする

Question

1番抵当権が2番に順位譲渡した後に2番抵当権と3番抵当権の順位変更をする例)６００万円の抵当物件に対し1番A４００万2番B３００万3番C5００万の時、最初の順位譲渡によりB300A300Cは0という状態ですよね
ここで2番と3番を変更するとはどういうことなのでしょうか？
AとCの交代でしょうか？それともBとCの交代で実質的にCが1番になるのでしょうか？
司法書士勉強中です よろしくお願いします。

Answer 1

その考えは、いったん、全く白紙にした方が良い。

競売されれば、
１番がまず４００の配当を受け、（４００－２番の債権額が満つるまで）
２番は、１番の配当のうち、MAX３００を受け取る（満額回収できる）

３番は、２番より順位変更により配当が先順位になるが、
１番より劣後するので
⇓
競売代価が４００万（以下）なら、
１番に劣る３番（実質２番になっても）に配当はない。

～
では、
競売代価が、１番４００以上の→５００万の場合

１番：４００ー*３００＝１００（配当の残り）
３番：１００（配当）

２番：*３００
（配当０＝１番４００＋３番１００で５００に満ちる，一番のお裾分のみ）