臨床心理士、カウンセラーの方に質問です。 自分は、今臨床心理士を目指して心理学の学べる大学に行こうとしています。 …

Question

臨床心理士、カウンセラーの方に質問です。

自分は、今臨床心理士を目指して心理学の学べる大学に行こうとしています。

しかし、今になって精神医になれば良かったのかな？
とか、考えています。

実際に現場、それに研究されていらっしゃる方は
どのようなことを考えて仕事をしていらっしゃるのですか？

耐えられなくなることとかありますか？

辛いと思うこと、やって良かったと思うこと
こうすれば良かったなど心の職に就いてる方はどう考えてるのでしょうか？

できれば、詳しいお話を聞ければ幸いです

よろしくお願いします！

Answer 1

その臨床心理士をしていますが、できるなら、精神科医の方がいいと思います。

まず、やりがいはあるのですが、待遇が悪すぎます。
若いころは「お金なんて！」と思っていましたが、実際大人になると、お金が無いのは死活問題です。

大学院を出ても、年収にして初めは200万前後、つまり、月に16万程度の収入です。

心の問題を扱っていて、耐えられなくなることは、ありませんでしたが、耐えられなくなった人はいますね。

どんなことを考えて仕事をしているかといえば、心理学は立派な科学なので、情熱や熱意だけではできない。どうやってきちんとデータを集めて、良い技法を編み出していくかを考えています。

やはり情熱や熱意が先走って、有効性が実証されている技法よりも、自分が「良いと思う」やり方を選んだり、きちんと物事を論理的に考えられない人が多いのが現状ですI(特に福祉系に多いです)。

辛いことは、臨床心理士はどこの世界でも立場が弱く待遇も悪いこと。良かったことは「○○さん（私です）のおかげで」と言ってもらえることです。

褒め言葉より、愚痴、不平不満、罵倒や罵りが多いですが、そんな褒め言葉を1年に1回くらいですが、もらえます。
その時はさすがに嬉しくなりますね。