最近登録販売者の資格を取った方いらっしゃいますか？ DSに務め

Question

て半年経ちますが、今年の9月に登録販売者の試験を受けようと思っております。(試験資格はクリアしてます)

が、先に2.3年勤めてる方が、すでに猛勉強を始めていて(あと1ヶ月後のような勢いで)そんなに難しいんでしょうか？
店長も、私に「来年受けようか」と言ってきて、私としては「？」という感じです。

DSに数年勤めた上、かなり勉強しないと無理なレベルですか？私が甘い考えなんですかね ？とりあえず私もテキスト一冊購入したのですが…

Answer 1

当方は、大阪の専門学校で薬務課（登録販売者育成コース）の講師をしていました。
近年の登録販売者試験は、第一回の頃に比べると難易度が徐々に上がってはいますが、決して難しい試験ではありません。どれだけ効率よく勉強ができるかだと思います。効率よく勉強ができれば、1～2か月で試験に合格するだけの学力を得るのは可能だと思います。

登録販売者の試験は全5章・120問で構成されています。
第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識（20問）
点数を稼ぎやすく最低でも18問は正解したい章。特に副作用の定義、相互作用、小児・高齢者の特徴、年齢問題、プラセボ効果、セルフメディケーション、4つの薬害が、最重要。

第2章 人体の働きと医薬品（20問）
出題の範囲が比較的広く、苦手とする人が多い章であるが、16問は正解したい。
全体的に何度も読み直して覚える必要がある。
消化器系は飲食物・薬が口から入って、消化管を通り、体外に排出されるまでを説明できるようになる必要があり、
消化酵素は名前、どこで産生、何を分解する酵素かをきちんと覚える。

第3章 主な医薬品とその作用（40問）
出題の範囲が広い（500を超える医薬品成分）が、実際に出題されている医薬品成分についてはだいぶしぼられる。
しかし、それでもまだ200を超えるので、ここに記載することができません。（下記に記載してある、2冊目のテキストでは、試験に必要な医薬品成分のみがよくまとめられています。）
アドバイスとしては、一度テキストをきちんと読んで、過去問をしながら繰り返し覚えていくしかない。
24問はとれるようにしておきましょう。

第4章 薬事関係法規・制度（20問）
範囲は広いが比較的、点数を稼ぎやすい。医薬品の販売業の許可、薬局、店舗販売業、配置販売業、医薬品の定義、製造販売に関わる法令、食品と医薬品の違い、特別用途食品、特定保健用食品、栄養機能食品、医薬部外品、化粧品、一般用と胃医療用医薬品の違い、毒薬・劇薬、生物由来製品、外箱等への法定表示事項と記載禁止事項、広告・適正販売について、薬事監視員、行政指導、に関してはきちんと覚えておく必要がある。14問は正解したい。

第5章 医薬品の適正使用・安全対策（20問）
基本的には、1～4章までの総復習の章。15問は正解したい。
添付文書について（改訂年月、マーク、副作用に関する記載、何が必須記載でないかは覚えておく等）、製品表示（アルコールについてや使用期限など）について、緊急安全性情報と医薬品医療機器等安全性情報の違い、新一般用医薬品（ダイレクトＯＴＣ・スイッチＯＴＣ）、副作用情報の収集について、医薬品ＰＬセンター、医薬品副作用被害救済制度（定義、給付の流れ、費用、給付金の種類、支給対象等）、一般用医薬品の有害事象、薬と健康の週間、6・25国際麻薬乱用撲滅デーが重要。

テキストは購入されたということですが、どのテキストを購入されたのでしょうか？
一般の書店で販売されているテキストの中には、テキスト内容を全て覚えても120点中90点前後しかとれないものもあるので、テキスト選びが大事になってきます。（各章4割以上、全体で84点以上とると合格なので、テキストを100％覚えていれば合格はできます）

まずは、購入されたテキストを使い、実際に過去問をやってみることをお勧めします。答えを調べるのに、少し時間はかかるかもしれませんが、そのテキストでどの位の点数がとれるか、確認をする必要があります。

ちなみに、私の授業で使用していたテキストは、日本薬業研修センターが発行しているものです。下記のサイトで購入できます。
http://www.yakken-ctr.jp/
このテキストは、厚生労働省作成の試験の手引きが全て収載されているので、テキスト内容を覚えれば120点中120点取れます。ただ、上巻（1・2・4・5章で417ページ）と下巻（3章だけで378ページ）で合計795ページ（A4サイズ）あります。時間をかけて、じっくり勉強をしたいのであれば、お勧めします。

試験に合格する為に最小限の勉強で、効率よく勉強したいのであれば、下記のサイトで購入できるテキストをお勧めします。（試験1か月前になっても成績が上がらない生徒に勧めました。）
http://kouei-inc.com/
このテキストは、厚生労働省作成の試験の手引きを元に作成されており、テキスト内容を覚えれば120点中100点以上はとれる内容になっています。文庫本サイズで持ち運びがよく、1章（20p）・2章（43p）・3章（32p）・4章（22p）・5章（18p）と、文庫本サイズで、たった合計135ページにまとまっています。Webサイトの過去問とも連動しており、どこに答えがのっているのか、探す手間がはぶけるので効率よく勉強できると思います。

試験勉強頑張ってください！

Answer 2

一昨年ですが、働き始めて1年1ヶ月で受験して合格しました。
保育園児2人いますが、毎日子供が寝てから勉強してました。
実際にしっかり勉強したのは8カ月間くらいです。
なのでやる気があればなんとかなると思います。
ちなみに同じ時期に受けた7年以上働いてる人は残念ながら不合格でした。