欧米で日本語教師として働きたいのですが、高卒で資格なしだと難しいでしょうか？

Question

欧米で日本語教師として働きたいのですが、高卒で資格なしだと難しいでしょうか？日本語教育能力検定はやはりあった方が就職口は広がりますか？

Answer 1

まず「欧米で日本語教師」と言うのがかなり難しい話です。欧米ではわざわざ日本などから日本人日本語教師を呼び寄せて、就労ビザを発給するほどの需要は皆無です。実際、日本語教育学会の海外求人などでも欧米からの求人はほとんどありません。東欧などは多少大卒で、日本語教育の専門性、経験があれば応募できるというものもありますが、多くは大学の講師、教授職などであり、最低でも修士、多くは博士が必要という求人です。

欧米の民間日本語学校は現地人教師や既に現地に定住して永住権のある日本人で需要が満たされているので、需要はほとんどありません。日本語教師を目指すのであれば、需要の多いアジア圏や国内を目指すほうがよいでしょう。欧米で働きたいというのであれば、別の仕事を選んだ方が賢明です。仮に博士号を得て、日本語教師の専門家としての実績を積んでも、ポストが空かなければ働くことはできないのですから。

次に「高卒」と言う時点で、特別な専門性がない限り、海外での就職はほぼ無理だと考えた方がいいでしょう。日本もそうですが、どこの国でも単純労働者の受け入れは自国の労働者の仕事を奪ってしまい、失業者が増えるため、受け入れに慎重です。日本に来て、就労ビザを得て働いている外国人を見てください。プロスポーツ選手、料理人、芸能関係など日本人では需要を満たすことができないような仕事にのみビザが発給されるのです。

高卒でも日本料理の修業を積んで、経験豊富な方は海外の日本料理店で働いている方も大勢いらっしゃいます。イチロー選手などプロスポーツ選手もそうですね。

日本語教師の場合でも、日本語教育能力検定試験に合格していれば日本国内では有資格者として認められますが、これは応募する資格が与えられるというだけのことで会って、実際には大卒の有資格者が大勢いる供給過多の業界なので、各日本語学校の求人広告では４大卒と言う条件があるところがほとんどです。

海外の場合、多くの国では教師としてのビザの発給はその国の教員の資格に相当する学歴と専門性が要求されます。つまり、師範学校や教育大学卒と同等であると考えられるのは４大卒と言うことになります。

海外での就職をお考えでしたら、大卒の資格を得ることが最も目的に近付きやすい方法です。世界的なプロとして活躍できるような類まれなる芸術、スポーツなどの才能があれば別ですが、そうでない場合、大卒の資格を得た上で、なんかしらの業務で専門性を持ち、経験を積むことで道が開けるかもしれません。ただどのような仕事であれば自分が活躍できるのか、そして働きたい国でも需要があるのか、など情報収集を自分で行う技術も必要です。当然、そのためには語学力も必要となってきます。

Answer 2

＞欧米で日本語教師として働きたいのですが、
＞高卒で資格なしだと難しいでしょうか？

ほぼ無理です。

需要もないですし、万が一、奇跡的に求人に出会ったところで

最低限、四大卒でないと、就労ビザも取れません。

＞日本語教育能力検定はやはりあった方が就職口は広がりますか？

日本語教育能力検定を取ったところで無駄です。

四大卒でないと海外では就労ビザさえ取得できないので。

「資格」の問題ではないのです。

Answer 3

そもそも、ビザが取れないと思うが。

Answer 4

まず無理ですよ。それだったら、まだ
日本語駐在員の奥さんや、駐在員のお子さんで大学生とかの
バイトを雇ったほうがマシです。

教会でボランティアで日本語を教えるならばともかく、
それで給料を得ようとするならば、語学大学を出て
教職員の免状を取るなり、きちんと日本語能力検定を
取るなりしないと。