解決済み
労働安全衛生法に基づく玉掛技能講習は、力学及び玉掛ワイヤに関する事項、関係法令等の座学と重量目測、合図、実際の玉掛作業の実技に分かれ、実際の玉掛け作業に関しては講習受講者3名一組で合図1名、玉掛作業2名で正しい作業が出来るか確認します。 受講者組合せは原則任意の組み合わせになりますので、その組み合わせが実技試験の出来映えを左右します。 協調性のある受講者が集まると全員合格域に達するのですが、中には合図者の指示を守らずに作業を進めて減点になる場合もあります。 重量目測に関しては目の前にある重量物を自身の体の長さと物体の密度を用いて概算重量を実際に目測する場合と学科試験の一部として筆記により回答する方式があります。 何れも講師の説明をしっかりと聞いて、正しい作業手順を身に付ければ全員修了証明書を手にする事が出来ます。 応用段階として、座学で学習した内容を元にクレーン、移動式クレーン運転士免許試験の導入部として活用する事も出来ます。
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