理学療法士として、お仕事されている方に質問です！

Question

理学療法士として、お仕事されている方に質問です！医療系の仕事は就職率もいいし、高望みしなければ職場には困らないと思うのですが、現在理学療法士は急速に増えていますよね？

現実的に見て理学療法士の世界は今どのような感じなのでしょうか？
仕事にあった対価がもらえる世界なのでしょうか？
また、その職場、組織の中で理学療法士とはどのような立場なのでしょうか？

現実を見せられて辛辣なことを言われたところで理学療法士の道を諦めるつもりはさらさらありませんが現状を知っておきたいです。

補足

現在理学療法士としてお仕事されている方の意見も、引退された方の意見も、新米さんも、ベテランさんも、いろんな人の意見が聞きたいです！

また理学療法士を雇っている病院や治療院の方などがいれば、貴重な意見、いろいろ聞きたいです！

ぜひ回答お願いします！

Answer 1

急性期の公立病院で勤務する理学療法士(PT)7年目の者です。

((PTの世界は今どのような感じなのでしょうか？))
↓
規制緩和で養成校が乱立し、現在PTの数は日本が世界で1位です。
需要に対して供給過多に加え、診療報酬の改定で
待遇や給与は悪化傾向です。質の低下なども懸念されてます。

((仕事にあった対価がもらえる世界なのでしょうか？))
↓
やりがいはありますが、稼げる仕事ではありません。
民間施設や病院で役職もなく、平のままなら
昇給額なども少ないので、300～400万台が限界と思います。
私は年間500万弱の給料を頂いていますが、かなり良い方です。

ただ、周囲では訪看ステーションを立ち上げて経営者になったり
ピラティスのインストラクターとして開業したり、
独自にセミナーを開いたり学校の講師になったりして
もっと稼いでるPTもいます。
週休３日制の整形クリニック(正社)＋週2訪問リハ(バイト)とかで
600近くあるってPTもいます。

なので仕事にあった対価がもらえるかは、自分の働き方や
頑張り次第ではないでしょうか。

((PTとはどのような立場なのでしょうか？))
↓
病院の中などでは患者さんを中心としたチーム医療が主流です。
立場としたらコメディカルの一人って感じでしょうか。
実際立場の強さは医師や看護師さんには敵いませんが。

先行きや見通しが暗いPT情勢ですが、それはPTだけに
限ったことだけではないと思います。
5年・10年先などを見据えてひたむきに努力してる人は
お金が後から付いてきてますし、仕事に対して対価以上の
物も得られていると思います。

質問者様が素晴らしいPTになれるように
少しでも参考になれば幸いです。

Answer 2

高校生ですよね？！よくまあそこまで考えておられるなぁと関心しました。自分が高校生の時はなんとなく資格あった方がいい くらいにしか考えてなかったので、志がないせいで1年生で留年しました。。なんとか理学療法士になり、今は13年目ですが、8年目で一度嫌になり転職しようと考えました。理由は理学療法士の自分の将来にヤル気と希望が持てなかった事でした。医療は科学的根拠に基づいて、などと語られるくせにやってる事は曖昧で適当な世界だなぁと思いました。そんな中、患者さんに感謝される事に違和感を覚えたり、理学療法士が多い職場だったのもありますが、みんな同じ給料で役職ついてもたかが知れてるように感じてました。簡潔に言うと、プロフェッショナル感がなかったという事です。 そんな中、理学療法士の友人に「マッケンジー法」を勧められ、高い受講料を払ってとりあえず行ってみたのが当たりました！初日に今までのモヤモヤが晴れたような気がしたんです。もっと早く行っていれば良かったとも思いましたが、今思えばモヤモヤして過ごした8年があったからこそ、マッケンジー法の素晴らしさに気づいたんだと感じています。自分の話を長々とすみません（笑）。質問者さんは高校生という事で羨ましいです。未来は何色かわかりませんが、色んな経験をしていっぱい悩むのがいいと思います。そしてもし悩んだらマッケンジー法の事も少し調べていただければと思います！高給取りは無理な職業なので、信念とプロフェッショナル感という自己満足の境地にならないと、単に職業として給料を稼ぐという気持ちでは心が折れると思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

Answer 3

現役13年目の理学療法士ですがPTは年々状況は悪い方へ傾いていて、診療報酬改定の度に施設基準を満たすのが大変になりついにリハビリ職員のリストラが一般病院で始まりました。
リハ職員を100人単位で抱えている病院ではリストラが今後増える事が予想されてるよ
就職も先も今は訪問リハビリが主流でもう老健や病院は就職先少ない

給料は13年目でやっと月21万手取りでもらえるようになったです
定年になっても500万の年収は超えません

Answer 4

元理学療法士です。

仕事にあった対価といわれたらまあ妥当なところではないかと思います。稼ぐお金に対して考えたら明らかに安いですが…

以前は理学療法士の数が少なく、病院は高い給与を提示し理学療法士を雇用してました。しかし十数年前くらいから養成校が乱立し毎年多くの理学療法士が排出されるようになりました。そうなると病院は安い給与でも理学療法士が集まるので、理学療法士の初任給は年々下がっています。もちろん、医療費の高騰による診療報酬低下の影響もあります。

ただ下がったとは言ってもそれなりには貰えますし、金持ちにはなれないですが普通には生きていけます。

組織の中の立場は…病院によりけりです。リハビリのトップが優秀なら他の部署へのアピールもできておりそれなりの立場がある場合もあります。リハビリは比較的新しい分野なので、長くある病院などではあまり認知されてないこともあります。

待遇など心配されているなら医学科にいき、リハビリテーション専門医を目指すのもいいと思います。