あれは小学生の道徳の教科書や自己啓発書と一緒です。 当たり前すぎることを脚色して偉そうに述べているだけ。 これにもし価値を感じてしまうようなら、それだけ自分のレベルが低いことを恥じなければならない。 職場などで毎日一人ずつ朗読し、感想を述べる会社があるそうですが、全く理解不能です。普通の会社であれば、小学生の道徳講義に朝の貴重な時間を割くほどの余裕はないはずです。 直近の『職場の教養』を見たら、「今日の心がけ◆まず行動に移してみましょう」とのこと。そんなのまともな社会人なら誰でも分かっているでしょうよ。 様々な理由で実際に行動に移せないから問題なんです。言うだけで問題が解決するほど社会は単純ではない。先生が「友達は大切にしましょう」と言うだけではいじめがなくならないのは子供でも分かる話です。 ただし、大人でも9条を守れば戦争がなくなると本気で信じている自称平和主義者も現実にいますから、こういった冊子が信奉されるのでしょう。 この本は宗教法人から分離した組織が発行しています。宗教をお気軽な道徳もどきに堕落させている点で、二重に罪深いと言わざるを得ません。これのどこが「教養」なんでしょうね。
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