IT業界の、未経験から年収アップしていく過程を教えて下さい。

Question

IT業界の、未経験から年収アップしていく過程を教えて下さい。何から始め、どんな職種にキャリアアップしていくのが良いでしょうか。
いきなり大手ではなく、中小から始めての過程や、インフラ系がいいとか、色々なキャリアアップの過程を知りたいです。

Answer 1

難しすぎます。

まずIT業界は、ゼネコンと同じく完全なピラミッド構造です。
トップが大手元請け
二次請け、三次請けまでは、系列の関連子会社、○○システム、○○エンジニアリングみたいに、親会社の名前が入る資本50％以上の会社です。
TVCMなどで一般に目にしたことがあるような会社。

四次五次六次請けくらいまでは、一部上場のIT大手企業です。
SCSK、アルファシステムズなどなど。
一般には目にしていなくても、B2Bでは業界トップレベルの大企業です。

これ以下に中小企業入る
そして、末端は個人事業主、いわゆる一人親方です。

で、キャリアップするなら、大企業です。
中小でいくら頑張っても、上流工程には行けません。

業態としてのあり方とは別に個人としてのキャリアとしては
まずは、
プログラマーとしてプログラミング、PG
仕様書を書く仕事、システムエンジニア、SE
仕様を決めるのもSEのしごとです。
これらをまとめるチームリーダは、役職としては主任か係長

インフラに行こうが、ネットワークに行こうが、プログラマーの部分が、エンジニアになるだけ。結局、死す手も無の形を具体的に全体設計するのはSE
これらの役職は課長

その上にプロジェクトマネージャー、PMがいます。
プロジェクト全体の責任を持つ人です。
これらの役職は部長

大規模プロジェクトだと、一人のPMに対してサポートチームがつくこれがPMO。
メンバーは元PMだったり、コンサルタントだったり、経験ある人で構成される。
PMは1つのプロジェクトにくくりつけられますが
PMOは複数プロジェクトを横断して面倒を見ます。

そして、一番儲かるのがコンサルタントです。
実務上の権限はありませんが、
役職で言うと引退した事業部長。事業判断を行う中小企業の社長のような位置です。

どんどん上流にさかのぼる感じです。

上流というのは偉いという意味では無くて、作業順で言うと、はじめの方、と言う意味です。プロジェクトの初期段階でプロジェクトのあり方を形作るほど、給料が高くなります。職責も重くなります。