イラストレーターとアニメーター、どちらが大変で収入が低いんでしょうか。

Question

イラストレーターとアニメーター、どちらが大変で収入が低いんでしょうか。

Answer 1

あまりに個人差が大きいので、なんとも言えないのですが・・・。
どちらも大変で収入が低くなることが多い仕事ですが、その理由が違います。
なので、大変さの種類もちょっと違います。

個人的にはアニメーターの方が大変なように思います。

イラストレーターでは年収100万以下が半数以上というデータがあります。
おそらく兼業の人がほとんどでしょう。
学生、主婦、他の仕事をしている人が多いと思います。

イラストレーターで収入が低い理由は、「単価が低い」というのもありますが、それより「仕事自体が少ない」場合がほとんどです。
また、フリーランスだと自分で営業して、仕事を獲得しなければなりません。
獲得できない＝収入が低くなるという感じです。
つまり、「お客が来ない開店休業」状態で、収入が低いわけです。

単価については、フリーランスだと基本は自分で決められます。なので、安すぎると思えば、交渉してあげるか、安い仕事は請けないという選択をすることになります。
人気がなければ、単価を上げる交渉は難しくなりますし、安い仕事が来がちにはなります。でも「自分で選べる」のは確かです。

もちろん売れる人なら、年収一千万などになる人もいます。
個人差がかなり大きい仕事だと思います。

アニメーターも二十代の平均年収は100万前後というデータがあります。
ただし、イラストレーターと違うのは、アニメーターは「仕事がないから収入が低い」のではなく「ひたすら単価が安いから収入が低い」ことがほとんどです。

特に動画マンは一枚200円前後という単価で、完全歩合制の会社も少なくないため、月収10万ほしければ、月に500枚描かなければならない計算になります。
プロでも、そんなに描ける人は少なく、どうしても低収入になりがちです。

「山のように客は来るが、客単価が極端に低いので、働いても働いても収入にならない」というのがアニメーターさんだと思います。

そこで、イラストレーターと違ってくるのが「兼業が難しい」ことです。
毎日朝から夜まで精一杯働いて月10万だと、どうやっても生活できません。
なので、あらかじめ貯金しておくか、親などに頼らないと生きていけないということになります。
こんな仕事は、今日本で他にあまりないと思います。

なぜこんなことになるかというと、個人事業主（フリーランス）扱いにして労働法の適用範囲から外されているからです。
でも実質個人事業主としての裁量もないに等しく、法の穴に落ちたみたいな状況になってます。
動画の単価など、ある程度の違いはあれど、極端に違うことはないので、「仕事を選ぶ」ことができたとしても、イラストレーターのような選択の幅はありません。

原画にあがると少しマシになり、普通の会社員くらいの収入になるのは、作画監督になるくらいのようです。
ただ、上記のとおり「一日中働いても生活できない収入」の状況が続くため、そこで辞めてしまう人も多いです。

もちろん、良い会社もあるので、そういう会社に勤められた場合は、普通の会社員くらいの待遇があると思います。ただ多くはないです。

Answer 2

どちらもレベルあがるまではキツイですが、人数はアニメーターのほうが多いので、なりやすさはアニメーター。

イラストレーターはそれだけで食べてる人はかなり少ない。

Answer 3

例えばイラストレーターが月に50万貰ったとします。
ノルマは一枚～5万として、イラスト10～20枚程じゃないですかね。

アニメーターの月50万だと200～300カット程のカットの修正をすることになります。
描く枚数も桁違いに多いです。

イラストレーターの50万とアニメーターの50万では仕事量が全然違いますよ。

同じ金額でも絶対にアニメーターの方が大変で、その分安いと思います。

ゲームやったり昼間からお酒飲んだりという、時間的余裕がないのは多分アニメーターです。

Answer 4

個人個人で違います。
職業名や肩書きで一律に決まっている訳ではありません。

常識で考えなさい。