美容部員は、一般の会社員です。 自分で民間資格を取っている人はいるでしょうが、国家資格のような物はありません。 たとえば、洋服を売るショップ店員が、パーソナルスタイリストの資格を持っているかも知れませんが、パーソナルスタイリストは民間資格で、服を売るのに必要な国家資格というのはありません。 これと同じです。 美容師をする場合は、美容師免許という国家資格が必要ですが、美容部員は販売員でしかない、つまり技術を売るのではなく、商品を売りますので、美容師免許は必要ありません。 メイクアップアーティストには美容師免許がいりますが、それはメイクアップやヘアメイクという技術を売っているからです。 美容部員がお客様にメイクを施すのは、ショップ店員がお客様にコーディネートをするようなもので、つまりサービスです。 メイクがうまいほうが売れますが、それだけでは売れません。 また、メイクをするのは仕事の一つですが、それはあくまでも使った物を販売するためのものなので、メイクだけをしてお帰りいただくというのは、ないです。 試着をして気に入らないからやめておくというように、メイクをしてもらったが決めきれずにやめておく、ということが起こるのは仕方のないことだし、それを認めず何が何でも買わせる美容部員はどうかと思います。 が、最初から売るつもりがなくメイクをするのは、美容部員の仕事ではありません。 物を売るのが仕事なので、楽しくお買い物をしていただき、気持ちよくたくさん買っていただく、それが天才販売員です。 美容部員ではありませんが、販売の本当の天才を3人知っています。 この人たちのすごいところは、高い物を買ったお客様が、「買わされた」と思わないところです。 私もその3人のうち2人から買い物をしていますが、全く後悔がないです。 もしかすると質問から離れた回答のように思われるかもしれませんが、美容部員がなんなのかというのをきちんと知ってほしいので、このように書かせていただきました。 だからアシスタントという仕事はありません。 店頭に立っている人は、全て美容部員です。 新人がいたとしても、お客様から見たら、みんなプロです。 なので「新人でわかりませ~ん」が通用しない職業でもあります。
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