危険物類の中でメチルエトルケトンや酢酸エチルなど毒性のある物品など毒物劇薬に指定されていますが、 取り扱う際は危険物取扱…

Question

危険物類の中でメチルエトルケトンや酢酸エチルなど毒性のある物品など毒物劇薬に指定されていますが、
取り扱う際は危険物取扱者責任者と毒物劇物取扱責任者の両方が必要ですか？

Answer 1

＞毒物劇薬
この言葉は不適切です。

メチルエトルケトンや酢酸エチルは劇物に指定されています。
毒物でも劇薬でもありません。
細かい事ですが法律なので正しく扱う事が必要です、
（劇薬と劇物は法律上違った規制を受けます。）

＞危険物取扱者責任者と毒物劇物取扱責任者
危険物は専門外ですのでコメントは控えますが「毒物劇物取扱責任者」というのは「毒劇物の製造や販売などの業を行う者」で責任者として登録された人を意味します。

＞取り扱う際
この意味も考えねばなりません。
販売等やそれを目的とする「輸入、製造」や法で定められた業務を行う場合以外には登録の必要ありません。
（当然、毒物劇物取扱責任者もいない事になります。）

なお容量の大きな製品や容量の小さい容器に分ける「小分け」は「製造」になります。
（販売業の登録だけではダメです。）

参考までに書いておくと「危険物」は量が少なければ届で等は必要ありません。
毒劇物は、法で定められた業以外は届け出はいりませんが少量でも販売等をする場合は登録が必要になります。

Answer 2

いいえ。毒劇物は資格者等でなければ取扱ができないわけではありません。企業内で取扱部門に一人、管理のための責任者が選任されていればいいだけです。

もう一方の危険物は危険物取扱所等での取り扱いには資格者本人か資格者の立会いがなければ取り扱いできません。この違いです。

結論として、酢酸エチルなど、危険物であり毒劇物である物質は、危険物取扱者の資格保有者か同資格者の立会いが必要ですが、毒物劇物取扱責任者である必要はありません。