就職先として、金融業界、銀行はブラックだからやめとけ！と聞きますが何

Question

故でしょうか。

広告やマスコミや商社、コンサルなどの方が残業時間が多く、激務のイメージがあります。全国転勤のリスクに関しては都市部ではなく僻地の工場に飛ぶ可能性があるメーカーの方が怖いです。
営業の大変さやストレスに関しては、特に銀行だけがしんどいイメージはありません。営業はどこもそんなもので、新規開拓がメインだと1番きつそうだなあという印象です。
また、小売や飲食系の方が業務内容はガラリと変わりますが、きついイメージがあります。

こう考えると金融業界って割と平均的というか、他の業界と同じくらいで、特に突出してブラックで精神を病むことはないんじゃないかと思うのですが、違うのでしょうか、、？

Answer 1

最初に結果だけを見ると、総合職・エリア総合職・一般職等合わせた採用数が一番多いのは金融とコンサル(総合が多い)です。
そして大学卒業・就職して3-5年ぐらい経った時点で転職している人が圧倒的に多いのも現実に金融とコンサルです。(特に金融では生保・証券、コンサルは総合・ITコンサル)

ですので、一概に仕事がきついだけが理由ではないと思いますが、定着率が総合商社や広告大手、大手メーカー等よりも悪いのは間違いないです。

理由として考えられるのは以下です。

①新卒～若手はほぼ全員営業という点。ノルマがあって、成果がはっきり見える形で同期と競わされ、あまりにも未達だと怒られたりします。
そして売るためなら何でもするような、正直友達にはなりたくないタイプの人が成果を上げて評価される場合が多い。金融に行った同級生などを見ているとこれが一番きつそうです。
特に金融系の企業はある程度一般の知名度が高く、採用数も多めなので、特にやりたい事や目標など、確固たる自分の意志がない「何となく」入社した人が多い傾向があり、そういう人にはなおさらきついでしょう。

②全国転勤のリスクはメーカーより高い点。僻地に工場があると思うかもしれませんが、メーカーの場合は一度配属されたら長いと7～10年ぐらいはその土地を動けません。きつい人はきついでしょうが、結構その土地で結婚して生活基盤を築いてしまう人は多いです。あと、流石にそういった地方転勤は若手がメインで、ベテラン以上の人は本社が多めです。
それに対して金融系はベテランも含めて数年スパン、全国規模で動かされることが多いので人生設計が難しくなります。

最後に、他業界のだいたいの特徴も書いておきます。

総合商社(5大商社)
→メーカーよりは激務ですが、月残業が100を超えるような人は本当に稀で、毎日定時帰りの人も沢山います。個人的なイメージでは働き方改革がJTCの中で一番進んでいる印象。そのうえに圧倒的な高給とブランド力で、入社3-5年目程度では辞める人は一期で2-3名ぐらいです。

広告大手(電博)
→ここも派手ですが、総合商社の下位互換といった感じ。労働量という意味での激務さではJTCの中では随一かもしれません。でも仕事がクリエイティブなのと、体力・ガッツある人が入るので結構楽しそう。

メーカー
→確かに地方配属は多いですが、そもそも都心で遊びたい人はあまり入らないので、それで悩んでいる人は少ないイメージです。そして遊ばないので一番お金貯まっている人が多いような。

コンサル(総合)
→近年はとにかく大量採用なので色々ですが、証券や銀行よりは、激務を知っていて入る人がまだ多いので、金融系ほど辞めている印象は無いです。

小売りや飲食店系
→総合職の若手は店長から始まる人が多いと思いますが、これはもう言わずもがなブラックです。(激務な上に給料も安い本物のブラック)
ただ、こちらは採用数がそこまで多くないので世に出る情報量は少ない気がします。

番外ですが国家公務員
→とにかく寝れない、終わらない、政治家むかつく、給料安い。他業界を圧するブラックです。

Answer 2

まず銀行は預金残高ノルマが激しい。UFJの行員が三井住友に勤務している家に行って、「預金をお願いしたい」と申し出たとき、そこの奥さんが「夫も銀行員なんです」と断ったが、夜帰ってきた夫にその話をしたところ、「明日５０万円降ろして預金してやれ」と言ったほど預金獲得の厳しさをしっている。
ダメ社員は短期で転勤を繰り返し、嫌がらせのような仕打ちで自己退職に追いやるのです。私は総合商社ですが、本当にホワイトだと実感している。以前は週刊誌に掲載されるブラックだったので、ぬるい温泉に浸かっているようだ。

Answer 3

逆にブラックじゃない業界はどこなんでしょうね。

Answer 4

まず、こんなところで聞かないで、OB訪問をちゃんとやりましょう。
残念ながら傾向として、ここで質問している人はプライム上場クラスの企業は難しいみたいですから。

金融業界は、地方の小さな銀行や信金などならのんびりやっていますが、メガバンクや大手証券会社などになると、数字上げられない、成果出せない社員はクズ扱いです。上司からも詰められます。

そういう成果に対して厳しい社風でブラックと言う人がいるのだと思います。

生涯所得の高い企業は、金融機関に限らずどこでも同じです。給料の高くない普通の会社と同じような仕事をしていて自動的に給料が高いわけではありません。

高年収の企業は社員一人一人が高い利益を稼ぐから高収入が実現するのであって、電通？だったかな？まつりさん事件も、企業側は強引に長時間労働が原因だとしてましたが、背景にはそういうこともあったのではと、個人的に思っています。