アーク溶接特別教育と、普通のアーク溶接資格って別れてるんですか？

Question

アーク溶接特別教育と、普通のアーク溶接資格って別れてるんですか？

Answer 1

違いますよ。
厚労省が要求している安全教育の「アーク溶接特別教育」の受講証明を受講者が格好良く「私はアーク溶接の資格を持っています」と言っているだけです。

産業界で溶接の資格と言えば経産省が管轄するJISの技能評価試験による溶接の技能者資格のことです。
たしかにアーク溶接特別教育を受講していなければ溶接の仕事をしてはいけませんから資格と言うのもわかりますが、「私は資格を持っています」なんて言ったら「ほう、JIS免を持っているのですか、ところで何を持っている？」と聞かれて「はあ？何のことですか？」になるでしょう。
履歴書の資格欄に書くものが無い人が取りに行くアーク溶接・ガス溶接・フォークの運転、あまり意味のあるものでは無いのですが人気ですね。

Answer 2

アーク溶接特別教育というのは、業務としてアーク溶接をやるのに学ばなければならない「安全」のための教習です

JISで定めるアーク溶接の資格は、「技量」を認める資格で、特定の業務をするにあたって必要になります

Answer 3

はい。
特別教育は、社内や現場単位で教育し、アーク溶接を初めて取り扱う者は必ず受け、資格ではなく取扱教育になります。受講免許は発行しますが、資格ではない。
アーク溶接作業者は、その資格を保持しています。

Answer 4

特別教育は安全講習。
技量は別の資格となります。