ミスター高圧ガスさま 液化石油ガス設備士講習についてです 先日の令和5年度第一回の液化石油ガス設備士講習を受講し、午前…

Question

ミスター高圧ガスさま
液化石油ガス設備士講習についてです

先日の令和5年度第一回の液化石油ガス設備士講習を受講し、午前中に筆記試験（配管理論、法令）、午後から実技を行いました先輩や上司からは、「筆記で合格しなければ実技を受けられない・筆記の合否が発表されてから合格なら実技を受けることができる」というような話を聞かされていました
しかしぼくの受けた会場では筆記の合否発表はないまま、受講者全員が午後の実技試験を受けました
実技試験の終了後も合否発表は特になく、合否については後日郵送での通知とのことでした
また、同期が同じタイミングで別の会場で受講したのですが、彼はその場で合格を告げられたようです

国家試験でありながら各会場でこのようなバラツキが存在することはあり得るのでしょうか？
そして実技を受けることができたのなら、少なくとも筆記は合格していると捉えて良いのでしょうか？
法令そのものに関する質問ではなく、また普段お答えしている質問とは異なるようで恐縮ですが、もしもなんらかのお考えがあるようでしたら回答よろしくお願いいたします

Answer 1

お疲れ様です。ミスター高圧ガスと申します。
ご質問の内容からすると、「①液化石油ガス設備士講習」のことで「②液化石油ガス設備士の国家試験」ではないですね。似ていますが、前者（①）は国家試験ではありません。あくまでも液化石油ガス設備士という国家資格を得るためのルートの一つだと言うことです。
https://www.khk.or.jp/qualification/examination_course/course_b/course_lpg_instengr.html

後者（②）の液化石油ガス設備の国家試験は、11月に筆記試験を実施し、その後筆記試験の合格者には通知が届き、筆記試験の合格者のみ技能試験を受けることが出来ます。以下のURLの下の方に書いてあります。
https://www.khk.or.jp/qualification/national_qualification/examination/examination_result_chart

日にちからして、液化石油ガス設備士の第2講習か第3講習で、4/18～5/18のうち3日間講習を受講され、5月19日検定試験を受けられた方かと思います。
https://www.khk.or.jp/Portals/0/khk/edu/schR05/No7_1p_1.pdf

お問い合わせの内容ですが、以下のURLの「高圧ガス関連の資格･講習のご案内」の13ページに「液化石油ガス設備士講習」のことが書かれています。
https://www.khk.or.jp/Portals/0/khk/edu/shuppan/2023/00002023_1.pdf
この中で、ちょうどそのページの真ん中あたりに「検定試験」として「検定試験は、筆記試験と技能試験があり、技能試験は筆記試験に合格した方のみが
受検できます。」とあります。国家試験の場合は、筆記試験と技能試験は別日で行っていますが、検定試験の場合は筆記試験と技能試験が同一日で行われているようですので、午前中の筆記試験に不合格の人は午後からの技能試験には進めないことになります。
質問者さんの試験会場は、全員が午後の技能試験を受けられたようですが、私の推測ですと午前中の筆記試験が全員合格だったので、そのまま「午前中は合格でしたよ」ということを受験者に告げずに、そのまま技能試験を受けてもらったのではないかと思います。（事実はどうかわかりませんが･･･）

一言「午前中は合格でしたよ」と言っておけばよかったかもしれませんが、もしかしたら朝、「午前中の筆記試験に不合格の人は通知しますが、合格者の人には特に合格の連絡はしませんので、そのまま技能試験を受けてください」のような説明が試験監督者からあったかもしれません。

以上があくまでも私の方での推測ですが、試験会場での対応が大きく異なることはないかと思います。なお、これが5月19日のことでしたら、くどいようですが国家試験ではありません。国家資格を取るための検定試験のことになります。